洗濯排水つまりの修理事例
大阪府守口市にお住いの方より、洗濯機の排水が詰まってしまったということでご連絡をいただきました。
お電話をくださったのは近くの女性の方で、賃貸マンションの一室にお住いとの事。
近くにある有名大学へ通学される為に、2年前よりこちらの地域に越されてきたというお話でした。
早速現場に到着すると、詰まりが原因と思われる排水が洗面所の脱衣エリアまで浸食してしまっている状態。
これはまずいと思い、急いで作業車へもどり緊急用に積載しておいたバスタオルを数枚持参して水漏れ箇所へ敷き詰めました。
そしてつまりの原因であった糸くずの塊を排水トラップ内から引き揚げて作業は即終了です。
お客様は「クッションフロアの張替え位であれば想定の範囲なので、そんなに急がなくてもいいですよ」と優しいお言葉をかけてくれましたが、実はそういう問題でもないのです。
というのも商業ビルなどとは違い一般的な木造建築の場合、非常に水に弱く、例えばバケツ一杯の水をこぼしてしまったとすると、そのうちの80%ほどは床下に浸透していきます。
これが集合住宅の場合ですと下の階の天井からダイレクトに落ちてくるので非常に厄介です。
私の知っている案件では、同じく賃貸マンションの上層階で似たようなアクシデントが発生し、その部屋の住人は外出中だったため下の階を完全に浸水させてしまったというもの。
しかも下はテナントで入っている電気屋さんで、品物の約半数が故障してしまったので弁償しなくてはならず、結果として数百万円の賠償をしなくてはならなかった様です。
お客様にそのことをお話すると不安になさっておいででしたが、幸いなことに特にそれ以上の被害はなかったようです。
今年は特に猛暑ですので少しヒンヤリするお話をお届けしました・・と言う訳ではなく、これからの注意危篤として敢えて大げさにお伝えしたのです。
少し意地悪に聞こえますが、これから将来のために夢を抱いて勉学に励まれている方が何も知らないでそのような面倒ごとに巻き込まれると考えただけで私は胸が痛くなりますので、そうならないようにと思っての事です。
でもちょっとだけオーバーだったかもですね、反省します。
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