洗面水漏れの修理
大阪府の岸和田市に在住のご依頼者様から洗面の漏水の修繕のご依頼がありました。「洗面所で漏水が起きました。今すぐ直してください！」とのことです。当店では午前8：00～午後21：00まで出張修理を受け付けておりますので、お電話の後はすぐさま工具類の手入れを済ませ急いで向かうこととなりました。
お客様がお住まいのマンションに到着したのは30分後のことです。ご挨拶した後は早速、トラブル箇所まで案内してもらいました。そして詳しく様子を観察したところ、ボウル下の収納スペースにあるSトラップ管より排水の度に水が滴り落ちている事が確認できます。
「ちゃんと直りますか？」とお客様はご不安の様子です。
この箇所の水漏れは一般的に2つの原因が想定されます。まず一つ目がパイプ接合部の締め付けナットからの水漏れです。この場合は緩んだところをしっかり閉め直せば水漏れは解消します。二つ目は本体やパッキンの劣化による水漏れです。この場合は劣化した部品を新しいものに交換しなければなりません。こちらのお宅はどちらのケースでしょうか？問題となっている部分を取り外して確認してみたところ、内部のUパッキンが擦り切れていることに気づきました。
こういったものは消耗品ですので数年使えばどうしても経年劣化を免れません。水回りに使用されるゴム製品の寿命は一般的に10年ほどと言われていますが、使用環境によってはもっと早くダメになることも当然あります。今回のお客様はまだ築3年のかなり新しい物件住んでいましたが、どうやら収納棚へ荷物を出し入れする際に頻繁に管の向きを手で動かしたり、無理な角度に曲げてしまっていたようで、恐らくそれが原因かと思われます。
皆さんのご家庭ではどうでしょうか？古い家はもちろんのこと、いくら新しいと言ってもこういうことも起こりえますので、日頃から水漏れの有無を確認するように習慣づけることをオススメします。
水漏れの原因が分かれば後は簡単です。排水パイプの内部を綺麗に掃除した後にパッキンを交換して終了です。これで問題はしっかりと解消され、お客様も一安心のご様子でした。
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