浴室水栓からの水漏れの修理事例
本日ご依頼いただいたのは大阪府羽曳野市のお住いのお客様です。洗い場の水栓からの水漏れが気になるとのご相談でした。詳しくお話を伺うと、温度調節もできるサーモスタットタイプの混合水栓で、継ぎ目からポタポタ常時水が漏れているとのこと。さっそくご自宅に訪問する事になりました。
本日訪問したのは大阪府羽曳野市の昔ながらの住宅街の一角にお宅がありました。うかがったところ築年数はなんと50年。かなり歴史のあるお宅でした。それならば水回りもあちこち問題が出てもおかしくないですね。浴室は15年前に一度リモデルをされているとのことでしたが、やはり15年という歳月を考えると混合水栓のパッキンの老朽化以外にも水栓自体の老朽化も考えられます。
まずはお風呂場の状況を見てから、はじめさせて頂きました。水栓を取り外してみますと、各ジョイント部分がボロボロに劣化しており、さらにそれだけではなく切り替えバルブユニット、サーモスタットカートリッジも劣化により破損している状態であることがわかりました。
この二つの部品さえ交換しておけばとりあえずは水漏れは止まるはずです。こういった部品に関してはメーカーに問い合わせをして品番を特定し、インターネット販売サイトなどを利用すれば個人でも入手することができますので、少しDIYが得意なかたですとご自分で交換されるかたもおられるようです。ですが、それでも失敗してしまい厄介なアクシデントとなってから弊社へ相談いただく事も多々あります。
何にしろ細かい作業ですからプロに任せた方が後々安心でしょう。
今回の修理に関しては、部品交換だけで終了いたしましたが、水栓本体もかなり老朽化が見て取れましたので、近いうちに改めて新しい水栓に交換してしまうほうがトラブル回避という意味では安心ということをお客様にはアドバイスさせていただきました。風呂場の水栓は常に水が通っている状態なので、どうしても他の部分よりも劣化が早いパーツなのです。なるべく先手を打って、常に安全に、かつ快適に使いやすい状態に保っておきたいものです。
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