風呂場の水漏れの修理事例
今回の修理事例ですが大阪府大東市にお住いで風呂場の蛇口からの水漏れにお困りのお客様からのお電話によるお問い合わせでした。築20年近い一戸建てのお宅でいつ頃からそのような症状が起き始めて故障したかはもう覚えていないとの事、ここ1週間は特に漏れる量がかなりひどくなってしまったため私共の修理サービスの方へ依頼をされたということでした。ご自分で新しいパッキンに交換してみようと思われたそうですが、やはり女性の方でしたので難しそうだということで断念されたとのお話でした。
幸い午前中は修理の予約が少ないので早速ご依頼者様のお住いまで直行いたしました。在来工法の為広く作られた浴室ですが20年ということもあり、ざっと見させていただいただけでも浴室の蛇口だけでなくシャワーなどの方にも劣化が散見。問題の洗い場の蛇口ですが、確かに漏水が目視できました。ポタポタとごくわずかな量の水漏れではありますが、やはりこのままの状態で放置しておりますと水道代に跳ね返ってくることになるので早めの対応が必要になります。こちらのお宅では、まだ目立った水道代の変化がないとの事でしたので、つい最近水漏れが始まったものと思われました。
取り付けされていたのはサーモスタットタイプで、わりと故障が多いものになりますが、一見したところ水栓の付け根にあたる偏心管と呼ばれる部品の水量調整部分から水が滴っている状態。
しかしこの箇所になりますと、経年的な要因で補修部材はすでに廃盤となっておりましたので、お客様には修理での対応はあきらめていただき、本体ごと交換することとなりました。
ご立会いただきましたご夫妻もそうなるのではと予想されておられたらしく、快く了解を得ることでき、また作業も30分ほどで終了しましたのでお客様にも喜んでいただけました。
家屋の築年数が増えるごとに水回りのトラブルも増えてきます。日頃からお風呂場やキッチンなど水漏れが起きやすい箇所を定期点検してもらうと安心です。
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