沖縄市一般住宅での修理事例
沖縄市内にお住まいのかたからトイレ止水不良のお問い合わせがありました。ご自宅は沖縄市内の繁華街から少し離れた閑静な住宅街にあり、築年数もまだ10年目に入ったばかりというお宅とのことでした。沖縄市内でも非常に住みやすい住宅エリアで人気があるところです。
私どもの事務所も市内にあるので、お客様のところまで車を飛ばせば10分以内には到着できます。その日は、生憎午前中の出張修理の予約がいっぱいの状態でしたので午後にお伺いすることになることをお伝えしたところ、それでも構わないというご返答をいただきました。今回のような修理の場合は、余程の事が無い限り緊急性は低いのですが、対応はなるべく早めに行うのがベストです。
早速午後に、ご自宅に向かいました。平屋のお宅で開放的で広い南国風のお庭がとても印象的でした。まず実際に起きてしまっている詳しい状況などをお伺いしたところ、仕様を終えたあとにもタンク内でずっとスースーと漏れる音が続いているということでした。このようなケースでは中の部品の故障がトラブルの主な原因です。今回のお客様の場合も、やはり問題があることが判明。
もとをまずしっかり止めてから、上部の蓋を開けて中をのぞいてみました。貯水タンク内には水位などを調節するために重要な役割のある部品がいくつかあります。タンク内をのぞくと、すぐにオーバーフロー菅の先端部分まで水位が上昇しているのが確認できました。この時点で今回の症状はボールタップがの原因であることがすぐにわかりました。これは劣化してしまったボールタップを新しく交換すれば解決することができます。
早速、モンキーレンチを使用して取り外し、新しいボールタップを取り付けてナットをしっかりと締めればOKです。これだけの実に簡単な修理ですが、チョロチョロという嫌な水漏れ音は今後ぴたりと止まるはずです。タンクの蓋を再び閉めて止水栓を開けて作業は終了しました。レバーを引き水を数度流ししばらく様子を見て、水漏れ音がしないことを確認してこの日の作業を終えました。
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