瀬戸内市でのキッチンの油汚れ堆積によるしぶといつまりを解消

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瀬戸内市の築30年の戸建て住宅にお住いのお客様からキッチンの排水つまりのご相談をいただきました。
具体的なお問い合わせ内容としては、「ここ一か月くらい様子を見ていたが、キッチンのシンク内の水の流れが悪くなってきたようで、大量に水を流すとシンクにどんどん水が溜まって引いていかなくなってしまったので困っている。」とのご用件でした。
また、キッチンのつまりが起きていると同時に「排水口からじんわりと悪臭のようなものも漂っていて気になる」とのご相談も受けました。
瀬戸内市のお宅にお邪魔して早速キッチンの水はけを確認すると、少量の水であれば徐々に徐々にゆっくりとしてペースで水が流れていくものの、多めに蛇口から排水するとシンク内に大量の水が溜まってしまう状況でした。
これは排水管の中に何らかのつまりが生じていると確信したため、トーラーと呼ばれる小型の回転式ワイヤーを排水口内部と管の方へ向かって入れていきました。
時間をかけて細めのワイヤーを挿入しつつ管の内部を洗浄していくと、おおよそのつまりは取れていきました。
排水口から逆流するように漂っていた悪臭も解消でき、水はスムーズに排水できることを確認したうえで強アルカリ性の洗浄剤を流して処置は完了です。
トーラーによって堆積した汚れつまりを解消できたということは、キッチンつまりによく起こりうるスカム汚れ(酸性化して固形となった油)であると判断できました。
キッチンに流れてしまう油は、分解されることなく排水管を通っていき、少量ずつ管の内壁に付着していきます。
常温であれば液体化している食用油などですが、水が流れることで冷えて固まり、徐々に頑固な堆積物となるように固まってしまいます。
一度固形化して酸性物質となった油汚れは、一般的な排水管クリーナーなどの洗浄剤を流すだけでは溶けにくく、つまりも解消できにくいです。
今回の事例は排水管のやや浅い部分での固形化した油汚れでしたので細いワイヤーで簡単につまりを取ることができましたが、場合によっては管の高圧洗浄も組み合わせることもあります。
常日頃から、キッチンの排水口にはできるだけ油を流さないことと、食器用洗剤も油とあいまって汚れ蓄積の原因となることを注意するようアドバイスさせていただきました。

施工日 2024年06月13日
エリア/担当店舗 瀬戸内市
症状 キッチンつまり
お見積もり料金 16,500円
施工料金 16,500円
施工時間 2時間
使用年数 30年
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