洗面所のつまりを40分で解決、お客様からとても喜ばれました
声の感じから50代前後と思われる男性から、急ぎの修理が可能かどうかのお問い合わせをいただきました。お話によると、出張で岡山県に来られ、仕事が早く片付いたことから、郊外にある実家に立ち寄られたそうです。お一人暮らしをされているお母様の近況を聞いていると、3日前から洗面所の排水の調子が悪いというお話が出たそうで、すぐに確認したところ、水が流れずに溜まったままの状況だったようです。お母様はどうしていいか分からず、歯磨きや洗顔は台所で済ませていたということでした。お客様は翌朝にはご実家を出なければならず、慌ててお電話をされたそうです。スケジュールを確認したところ、2時間後に訪問できそうだったことから、そうお伝えすると、とても安心されていました。
教えていただいたご住所には、土地勘があったことと、道路が空いていたこともあって、お話していた時間よりも20分ほど早く到着。お住まいは重厚な造りの一軒家で、手入れの行き届いた花壇が印象的でした。玄関で出迎えてくれたのは笑顔の素敵なお母様で、背筋が伸び、髪も黒々としていて80歳近いとは思えない若々しさでした。すぐにお電話をいただいたお客様も出てこられ、急ぎの依頼を恐縮されていました。洗面所に案内していただくと、水が溜まったままの状況で、排水管に毛髪の塊がつまり、水の流れをストップさせているのが判明しました。後から聞いたお話では、お母様は朝シャンを日課にされているそうで、洗髪中に抜けた髪の毛が長年にわたり蓄積したのでしょう。
状況を説明させていただいたところ、ご自身の滞在中に解決したかったからでしょう、修理にかかる時間を気にされていました。この種のつまりは高圧洗浄が定番で、今までの経験から30分から1時間の作業で除去できそうなことをお伝えすると、ホッとされたようです。排水管にセットして洗浄を始めると、想像以上につまりのボリュームが多かったようで、少し苦戦しました。それでも根気強く作業を続けているとシャンプーのヌメリや毛髪の塊が流れ出てきて、その後は順調そのものでした。完璧に洗浄が終わり、時計を見ると40分程の作業だったようです。試運転で蛇口を捻り、水がスイスイ流れていくのをお客様、そしてお母様に確認していただくと、とても喜ばれていました。これでお客様も安心して、帰路につかれることができるでしょう。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]