倉敷市のお客様から、トイレがつまって水が流れなくなったので困っている、直ぐに来て欲しいといったご連絡を頂きました。トイレを使い終えて水を流した瞬間、ポケットから小銭入れが落ちて便器の奥の方に入り込んでしまい、これにより水が流れなくなったようです。小銭入れには小銭が入っていない、布製のお財布など悪条件が揃ってしまったことで起きたトラブルです。
仮に、小銭が数枚入っていると、トイレの水流だけでは流れにくいため奥まで入ることは少ないです。トイレが使えないのでは困りますので、早速お客様のご自宅まで点検修理に伺いました。
便器の水は、満水までではありませんが通常よりも水位が高い位置になっていて、タンクの水を流せばたちまち溢れる状況です。そのため、いったん止水栓を閉じてタンク内の水を抜いておきました。ラバーカップを使って小銭入れを手前に引き出す方法でトライしました。
ラバーカップは、先端がゴム製でお椀をひっくり返したような形をしています。ホームセンターなどに行くと購入できますので、水の流れが悪くなったときなどラバーカップがあると解決できることもありますので、ご自宅の便器の大きさに合うサイズを用意しておくことをおすすめします。
先端をゆっくり便器の水たまりに押し当てます。このとき、いきなり強く押し当てると異物が圧力で奥の方に入り込んでしまうので、ゆっくり押し当てるのがポイントです。十分押し当てた段階で勢いよく引き抜きます。この動作を繰り返すことで中につまっている異物を手間に取り出すことができます。
何度が試したところ、お財布が奥の方から出て来ました。何度かやってみて取り除くことができないときは便器を外して対処しなければなりませんが、今回はラバーカップで取り除けましたので工数をかけることなく解決できました。最後に、止水栓を開けてタンクに水を入れてからレバーを回して水の流れを確認、スムーズに流れている状況をお客様にも見て頂いて終了です。
施工日 | 2024年06月12日 |
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エリア/担当店舗 | 倉敷市 |
症状 | トイレつまり |
お見積もり料金 | 8,000円 |
施工料金 | 8,000円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 28年 |