十日町市で発生したお風呂つまりを修理いたしました

十日町市は世界有数の豪雪地帯で、冬季にはいろいろなイベントが開催されていることでも知られています。映画のロケ地となった情報館も有名で、地元民の交流や情報受発信の場としても親しまれていますが、この度は、そんな情報館にほど近い住宅地にお住いのお客様から十日町市　お風呂　つまりのご依頼をいただきました。
案内された歴史を感じる一軒家は、築年数の割に綺麗にお使いになっている様子が窺えます。古いからこそ水回りはこまめに掃除しているとお話ししてくださり、だからこそ、水はけが悪くなってしまったお風呂の状態が気になっているそうです。
案内していただいたお風呂場はカビが生えないように、いつも使用後に水分を拭って乾燥させているとのこと。掃除が行き届いた清潔感のある空間で、丁寧に使われていることがわかりました。つまりを起こした排水口も、見た目に問題は感じられません。しかし、頭髪や体毛、皮脂、そして石鹸やシャンプーのかすはヘドロになって蓄積しやすいため、時間をかけて奥のほうで頑固なつまりになり、排水を阻害している可能性があります。排水トラップと呼ばれる水を留め、下水の臭いや虫の侵入を防ぐ部分があり、特にそこでトラブルが起こりやすいのです。せっかくの清潔なお風呂場に、少しヘドロ臭いも漂っています。
作業としては、低圧力ポンプによる吸引で、頭髪や洗剤類が絡まった汚れを取り除いていくことにしました。パイプにへばりついている堆積物を引っ張り出して回収するのが目的です。実際に取り出すことができたものを見たお客様は、綺麗にしていたつもりで、見えないところでこんな汚物が溜まっていたのかと衝撃を受けたようでした。
ただ、排水パイプ深部の汚れ自体は思ったよりも少なかったため、仕上げに薬剤を流して下水に流して無事つまりは解消。今後の予防策として、目の細かいヘアキャッチャーの設置やワイヤーブラシを利用した清掃をおすすめして、この日のご依頼を完了しました。