お疲れ様です! 予定の時刻より30分ほど早く到着してしまったので、遠巻きからですけどお城を見物してきた、自称腕利きの水道修理業者です。
今日は新潟県の新発田市(しばたし)という街にお邪魔してきたのですが、見どころも多くて同じ観光スポットであっても、季節によって桜や新緑なんかも相まると、異なる景観に大化けするそうです。
もっと街ブラしたいな~と思いながら向かったご依頼主のお宅ですが、サザエさん一家が住んでそうな、庭付きの平屋一戸建てという様相でした。
首から鈴をぶら下げた白い猫は見当たりませんでしたが、ちょっと神経質そうで細身の男性(推定50代後半)に導かれ、シャリジャリの砂利防犯を踏みしめながら、閑散としたお庭へと案内してくれました。
依頼された修理内容は、外の散水栓の水漏れになります。
雑草で覆われた金属製のフタを開けると、蛇口部分が半分埋まるほどに浸水していて、普段はほとんど使われていない状態なのが、うかがい知れます。
お話に耳を傾けてみても、埃っぽかったので思い付きで水を撒こうかと思った際に、偶然見つけたということで、老朽化が疑われそうです。
土中に埋まっている散水栓の場合、以下のようなポイントに故障などのトラブルが現れやすいです。
・ハンドル部分
・蛇口の根元部分
・蛇口の先端部分
厄介な配管の亀裂や、冬場にありがちな凍結なども考えましたが、初見からして蛇口の先っちょから水がこぼれ落ちていたので、テコ入れ箇所はココで間違いないと言えそうです。
水道の開閉を司るハンドル部分を緩めて取り外し、中に鎮座しているであろうコマパッキンをつまみ出します。
素手で触ると、黒ずんだゴムが指先に付着する状態で、よくある劣化パターンと言っても過言ではないかと思います。
ほかにも水垢などの不純物も付着しているような感じで、長い時の流れを感じさせてくれます。
ブラシでゴミを払いのけ、先ほどの別名、ケレップを換装したら、元の状態に戻して完成です。
最近は、散水栓のトラブルをきっかけに、立水栓にリフォームしようかな?と考える人も、増えているみたいです。
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