台所排水つまりの修理事例
新潟県三条市のマンションにお住いのお客様からのご依頼の台所つまりの修理に行ってきました。築7年めのマンション2階部分にお住いでした。キッチンシンクの詰まりは日々注意しながら使っていても、完全に油などの汚れを流さないようにすることは不可能です。ですから一定の年数が経てばどのお宅でも必ず詰まりのトラブルは出てきてしまうものです。今回のお客様の事例では、1ヶ月ぐらい前からキッチンシンクの水はけが急に悪くなり、完全に水が流れていくまでに10分以上かかるようになったそうです。ホームセンターで販売されているパイプ洗浄液を購入してたびたび流していたそうです。ですが、とうとう数日前から完全に水の流れがとまってしまいシンクには水が滞留したままとなってしまったようです。これでは料理もできないのでかなり不便だったことと思います。
お話を伺ってお見積もりをさせていただいたあとに早速修理にとりかかりました。キッチンシンクの排水溝内部にワイヤー状の特殊な専用器具を奥深くまで入れていき、内部にこびりついている油脂がプラスチック状にかたまっている部分を丁寧に時間をかけて削り取っていく作業です。根気を要する作業なのですが、これが排水詰まりの修理の重要部分になるので、とにかくできるだけ綺麗に油汚れを取り除いていきます。時間をかけて油脂等を除去した段階で、残りは高圧洗浄で丹念に付着物を落としていく作業に入りました。この作業によって排水溝の汚れは綺麗に落とすことができたので、これからまた10年近くは大丈夫でしょう。流水をしてみても水はスムーズに排水溝にきれいに流れるのでこれで一安心です。
台所排水の水はけが特に問題がなくても2、3ヶ月に一度は家庭用のパイプ洗浄液を使ってお手入れをしておくと油脂などによる酷いこびりつきの防止になります。こまめな清掃は排水管の清潔さを維持するためにもとても重要な家庭用ケアの第一歩なのです。
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