小千谷市内のとある一軒家から風呂の排水溝が詰まってしまいお風呂を使えないという連絡を受けた
すぐに作業車を駆って現場のお宅へ向かう。依頼者の話によると、半年くらい前からなんとなく流れが悪いような気がしていたのだが、ここ数日で症状が悪化し洗い場に水が溜まってしまうほどになったという、今は水は溜まっていないのだがこれは夕べから5~6時間かけて水が引いていったという。
お客様もいろいろ調べて自分で何とかしようと試みたそうだが、外せるところをすべて分解してみたが流れてくれない。
ホームセンターで新たに購入した真空式のを使ってみたが上手くいかない。
100均で購入した液体のクリーナーも使ってみたがことの解決には至らなかったという。
確かに市販の簡単に手に入る道具や薬剤でもある程度の吸引力はあるし、汚れやつまりを溶かしたり、詰まり解消に一定の効果がある。
ほかにもトーラーもどきや酢と重曹も場合によっては効果的だが、お客様が試した方法でダメだったということは、確かに自分たちの出番であるということだろう。
依頼者の話を踏まえた上で排水溝の点検を行う。原因は排水桝にありと判断して、依頼者に作業の説明と料金の見積もり提示を行い、同意を得て作業開始する。
汚れの蓄積で桝が機能しなくなってくると、逆流して排水口へあふれてくるという構図だ。
この場合排水桝の洗浄でつまりを解消するのだが、排水桝の配管は地中に埋まっている部分が多いため個人での洗浄実施は難しい場合が多い。
今回は自分たちが所有するいわゆる業務用のエンジン式の洗浄機を使うことにした。高圧のある程度の水量の水を逆噴射させて管の中を綺麗にしながら進んで行きます。
作業自体はものの数分で完了。水の流れも回復して任務完了。依頼者に普段のケアの方法なども説明し、帰路につく。帰りの車中で、ゆっくりお風呂で温まれますよと笑顔であった依頼者の顔が浮かんできました。
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