新潟県の住宅での洗面排水のつまり修理事例
洗面の水が流れずシンクにたまってしまうので家族が使用できずに困っているとのご相談がありました。すぐにでも修理に来て欲しいとのことでしたので、早速修理にうかがってきました。こちらのお宅は築35年の一戸建です。キッチンをはじめとして、トイレ、風呂場のリフォームを8年前に行い、さらに洗面のリフォームは、3年前に施工されたそうです。洗面台は人気の高いシャンプードレッサーでした。こちらの奥様をはじめ、3人のお子様が朝シャンに毎日のように使用されているとのことでした。ほぼ毎日のように複数のご家族が洗面シンクを利用されているということで、かなりの髪の毛が洗面排水といっしょに流れ込んでいる可能性がありました。
点検してみたところ、排水口には一応ヘアキャッチャーは設置されていましたが、細い髪の毛ですとすきまから意外と流れていってしまうものなので、大量の髪の毛が排水パイプのなかに詰まってしまっている可能性が高いと思われました。まずは洗面台下のS字トラップを分解して、そこから内部のつまりの状態を確認しましたところ、髪の毛がごっそりと出てきました。やはり思った通りかなりの量の髪の毛で排水パイプ内部が塞がっている状態でした。
この髪の毛には、さらにシャンプーや石鹸などの成分も絡まっており、ドロドロの状態になっており水の流れがほとんどブロックされていることが判明しました。まずは、これらのつまりをきれいにS字トラップのなかから取り除く作業を行いました。Sの形状なのでこの部分に一番つまりは集中していることがほとんどです。あとは、トラップの前後の排水管内部もつまりや汚れを根気よく取り除きながら慎重に作業を進めていきました。
詰まっていた髪の毛を、集めてみると相当な量がたまっていたことがわかりました。お客様にも見ていただいてご説明させたいただいたのですが、こんなに髪の毛がつまっていたのですか?とかなり驚かれていました。これからはご家族がシャンプーをされる際には、髪の毛を流さないようにいままで以上に注意しながら使用していただくことが重要になります。
今回は、S字トラップと、その周辺だけのつまりでしたが、もっとひどくなるとさらに奥までつまってしまうことになるので是非、徹底して髪の毛の流入を予防していただきたいですね。
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