新潟県三条市のお客さま・風呂つまりの修理事例
建物の設備の中でも、使えなくなると困るのが、浴室。風呂つまりが起こると、安易にシャワーを使う事や湯舟につかることができなくなり、大きなストレスを感じてしまいます。少しでもお風呂場の流れが悪いと感じたら、プロへの相談がおすすめです。
今回お邪魔したのは、新潟県三条市にお住まいのお客さま。中古で購入した分譲マンションにお住まいのご夫婦です。「主人が帰宅してシャワーを浴びていたら、突然水が流れなくなってしまって…。今日中に見に来てもらえませんか？」さっそく荷物をつめて、現場に急行しました。
お客さまのご自宅は、10階建てのマンモスマンションの一室にあります。広い玄関を上がり、向かって左側に設置されたバスルームを見せてもらいました。お風呂の床一面に水がたまっています。一部は脱衣スペースまであふれてしまっていて、水が押し寄せてきた痕がついていました。作業が抜かりなくおこなえるように、蛇口の横に付いている止水栓を回し、一時的に水を止めておきます。
余計な水を抜き、排水溝のトラップを開けて、現状をチェックしてみました。排水のトラップには、使用しているメーカーによって幾つかのタイプがあります。今回はベルトラップと呼ばれる、除夜の鐘をミニバージョンにしたような金属製の排水金具。お茶碗のような丸い形をしていますが、他の排水箇所と比べて、目が粗く風呂つまりを出やすい器具です。
排水トラップを開けると、茶色い体毛やゴミが複数まじっていました。奥でワンちゃんの声が聞こえたので、ワンちゃんの毛だと思われます。排水ポンプの奥にもつまりが起こっていたので、毛髪も溶かす業務用の洗剤を使い、内部までクリーンに掃除しました。細かいパーツまで丁寧に洗い、念のため水がとどこおりなく流れるか点検をおこないます。
止水栓を開けて試してみたところ、今回こそ風呂つまりは無くなっていました。長くて太いワンちゃんの毛は、排水溝に詰まりやすいものです。小さなペットと暮らしている方は、お風呂場の定期的なメンテナンスと清掃がおすすめです。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]
