今日は小雨が降る寒い日となりました。午後からはもっと冷え込んで雪になるようです。
先週すでに作業車はスタッドレスタイヤに履き替えておきました。
朝から長岡市は日赤町より修理依頼がありました。トイレが詰まったらしくなるべく早めに直してほしいとのお電話でした。
このへんは、毎年夏には、盛大な花火大会が行われていましたが、残念ながら去年に続いて今年もコロナの影響で中止となっていました。
冬場のやつはやるみたいなので期待しています。
さて、現場は築20年のマンションの1階でしたので、万が一床下に漏れてもとりあえず階下に迷惑をかけるようなことは無いので安心です。
症状と詰まった状況を聞くと、普通に使っていて、特段なにか異物を落としてしまったとか、必要以上に紙を流したとかそういうのは無いとの事でした。
問題のトイレを確認すると、TOTOの節水型の便器が設置されていました。
まさかペットボトルを入れたりしてないですよねとつぶやきながら、タンクを開けてみるとあれ?予想した物は入っておりませんでしたが、なんか違和感がありました。
ボールタップの支持棒がかなり曲がって下を向いていました。これですね原因は。
お客様にお聞きしたところ、知人から節水方法として聞いたらしく、故意に曲げて貯まる水量を減らしていたそうです。
これではもともとが節水タイプなので、流す水量が全く足りていない状態でした。
それにこれまで何度も詰まりかけていたらしいです。
原因は分かりましたので、見積もりと作業工程を説明して、了承いただいたのちに、作業開始しました。
現状の詰まりを圧力ポンプで取り除き、曲がっていた支持棒を正常な状態に戻して完了です。
思ったより簡単な作業でした。
せっかくよかれと節水しても、修理にお金が掛かってしまうようですと本末転倒ですね。
インターネットで検索すると、なんでもすぐに出てきて、便利な世の中ですが、
いろんな間違った情報が錯綜しておりますので、今回の事に限らず、お気を付けくださいませ。
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