水回りの出張修理で新潟県・加茂市に出張ってきた
あとになって知ったのですが、耕泰寺(こうたいじ)という寺院があるらしく、かつてはスティーブ・〇〇〇が訪れたこともあるらしいです。
そんなあの信者の聖地(?)から寄せられたシグナルは、キッチンから水漏れがして困っているという内容のご依頼でした。
昼食を済ませて午後イチで向かったのは、袋小路に櫛比する二階建てのお宅で、玄関まわりにはたくさんの植木がプレースされています。
挨拶も終わらぬうちに、エプロン姿のおばちゃんに手招きされ、水浸しの台所へと通してもらいましたが、バケツとバスタオルが敷かれていて、数時間前の惨状が垣間見えます。
流しの下に格納されている醤油やみりん、サラダ油といった定番調味料のボトルを移動させてもらい、スマホのLEDライトで内部を照らしたところ、排水トラップと呼ばれる箇所から漏水しているような様相です。
下水管とつながる蛇腹のホースに亀裂は見当たらないため、パッキンの経年劣化を疑いましたが、今回に関してはナット部分が緩んでいる状態でした。
排水時の衝撃や振動で、ねじ部分の締め付けが落ちてしまったり、段々とユルユルになって来るというのは意外と多いですし、突発的に壊れてしまうというケースも少なからずあるのではないでしょうか。
部品の溝部分に多少の摩耗もあるはずだと思い、事情を説明した上で交換の有無を確認したのですが、「新しいのでお願いします」と仰って頂いたので、同型のものとチェンジすることになりました。
ついでにゴム素材部品のコンディションも合わせてチェック、無事に問題を解決することに成功しました。
普段の生活では、ほとんど覗いたりしないのがキッチン下なので、急な水漏れはビックリしてしまいますよね。
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