上越市のマンションに伺い洗面つまりを解消

日本海に面した上越市は新潟県第3位の人口を誇り、市の中央を流れる関川沿いの平野部に大規模な市街地や農地が広がっています。私達もこれらのエリアをメインに担当していますが、隣接する妙高市内から依頼を受けるケースも多く、移動は結構大変です。
穏やかな日和が眠気を誘う5月中旬、束の間の昼寝を破るかの様に電話が鳴り始めました。たまたま事務所におり受付から電話を代わると、「洗面つまりが酷いので直して欲しい」とのお客様の声。平日でしたが「休暇中で1日自宅にいるのでいつでも大丈夫」という言葉を頂き、準備を整え現場に急行しました。
お客様のお宅は市内南部にあるワンルームマンションの2階。室内にお邪魔し早速洗面台を見せて貰いましたが、一見変わった様子は見られません。「昨日までは何とも無かったが、酔って帰宅し意識が朦朧としたまま就寝前のケアをしたところ、翌朝からいきなり洗面台がつまり水が溢れる様になってしまった」との事。実際水を流すとすぐに溢れ、無意識のうちに異物を流してしまった事は明らかでした。小型ランプを照らしつつ排水口の中を覗くと、やはり奥に何か引っ掛かっています。数が多くマジックハンドを挿入しても滑ってしまう為、結局配管を外して取り出す事にしました。
洗面台下の配管ナットを緩め、トラップ部分を外し強く振ると、中から使い掛けの薬品チューブや試供品の化粧水の小瓶、蓋を始め幾つかの異物が出てきました。他に異物が無い事やつまり要因が無い事を確認し再度配管を取り付けると、洗浄剤を入れなくともスムーズに水が流れる様になりました。
「帰宅時たまたまヘアキャッチャーが外れていた様で、誤って異物を流した事に気付かず就寝してしまったかも知れない・・・」とお客様も反省の言葉を発し、無事トラブルは解決となりました。
洗面台排水口への異物落下によるつまりは結構頻繁に起きています。ちょっとした不注意からトラブルに至り、高額な出費となってしまうケースも少なくなく残念です。使用時常にヘアキャッチャ―を取り付けておく等、基本的な対策は欠かせません。