こんにちはここ数年、マスクを手放せない日々が長らく続いております
鬼滅の柄などデザイン面ばかりに目が行きやすいものの、
不織布やウレタンなど、使われている素材にも注目が集まります。
今回、出張修理で車を走らせた新潟県・五泉市(ごせんし)は、ニットの産地としても有名で、口元を覆うマスクにも同様の素材が使われたモデルが、数多くリリースされているみたいです。
さて、私が受けた依頼内容ですが、キッチンの詰まりとのことで、排水がうまく機能しないため、シンクが溢れそうになってしまうというものです。
現場はきれいな戸建てが居並ぶ一角で、最近よく見かける閉店ガラガラなシャッター式の雨戸(?)が採用されたお家です。
対面したのは、事前にメールで何度か相談を頂いていた、40代と思われる女性で、いわく「使用済みの油を流してから以降、調子が悪いみたいで...」と、お困りのご様子です。
台所って何を流しても大丈夫、というイメージが強いのかもしれませんが、油は後々固まってしまう可能性があり、本来であれば新聞紙に染み込ませるとか、固めて捨てるなどが推奨されるでしょうか。
一般家庭でも可能な解決方法としては湯煎して凝固した油を溶かすという物がありますが、段々と効果が薄まっていく嫌いもあって、水道修理業者としては薬剤がいちばんではないかと思います。
排水ホースを確認したら、経年による蓄積と思われる白い塊みたいな油かすも見られたため、高圧洗浄という選択肢もあったのですが、お見積りやお客様都合のすり合わせの結果、投薬に決まりまして、改めて溶解作戦がスタートです。
いろいろな成分を含んだ特殊な液体を注ぎ込み、浸透しきるまでしばらくの間、放置します。
幸い、重度の油つまりではなかったみたいで、予想よりも早く解決できたので、ホッとひと安心です。
後処理を面倒くさがって油を流していると、いつか詰まってしまうかもしれないので、くれぐれも注意してください。
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