冬場に流行するものと言えばインフルエンザ
今回出張修理で赴いた新潟県・五泉(ごせん)市には、ワクチンの原液を作る工場があって、生産拠点のひとつに数えられているみたいです。
こんにちは、今日は散水栓のコンディションが芳しくないという依頼を受けまして、とある一軒家にお邪魔させて頂きました。
最近は埋め込み型の散水柱より立水栓の方がメジャーで多くなっているな気もするのですが、依然として根強く残る埋め込み型でも、車やバイクを洗ったり、庭いじりで、植木の水やりにも活用できますので、庭先にひとつあると便利です。
石畳を踏みしめながら案内された場所には、ご主人と思われる男性がおりまして、ワンチャンを熱心にブラッシングしている最中でした。
私の存在に気がつくと屈託のない笑顔で出迎えてくれたものの、大型犬だけはよそ者の私に厳しい態度を向けてきます。
今回は水漏れでお困りとのことで、拝見するべく青く染まった外フタに手をかけます。
砂利や雑草に囲まれるように水道本体が登場、ハンドル部分から漏水が滴っている様子が見て取れました。
おそらく内部パーツの劣化であろうと見極めて解体作業に着手しますが、なんか視線を感じるなと思い、振り返ると先程の犬が私の方をじっと見つめているではありませんか。
ちょっとやりづらさを感じつつ、取り外したハンドル部分を手のひらで裏返すと、縁の下の力持ちである三角パッキンがこびりついて取れない状態に至っていました。
ゴムが歪んだり、サビなども手伝って癒着してしまったのか、いつもならスピード交換という手はずなのに目論見が狂ってしまい、はがしの作業に時間を取られてしまいました。
先の尖ったラジオペンチに握り代え、老害と化した黒いゴムの塊をどうにか除去できた頃には、すでに日は暮れていました。
屋外作業の厳しさを味わうには十分なほど気温は低下していて厳しい戦いでしたが、当初の水漏れも無事に解決できたので良かったです。
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