ども、今回は新潟県・五泉市(ごせんし)市から、水回りの修理依頼を頂きました。
高橋克典さん主演でドラマ化もされた漫画「特命係長 只野仁」の原作者、柳沢きみおさんの出身地でもあるらしく、車内からは長閑な景観も楽しめました。
午前中、朝イチでの訪問だったのですが、頭ボサボサのボンバー状態の依頼主は、40代アラフォーといった感じで、ゴスペルが似合いそうな、とてもふくよかな女性です。
「おトイレが詰まっちゃって~」と、お困りの美声に耳を傾けながら案内してもらったお手洗いは、よくお手入れが行き届いた清潔感のある洋式タイプです。
なんでも、専用の流せる除菌ペーパーが切れていたので仕方なく、一般的な普通のウェットティッシュを使って便座を拭き、そのままいつもの感覚でポイしてしまい、以降調子が悪いとのことで、主要原因と見て間違いなさそうです。
最近はトイレに流せるタイプも増えましたが、便利な習慣があだとなり、ついうっかり!というケースが増えたなと、水道修理業者として実感する今日このごろです。
まずは”スッポン”ことラバーカップの出番です。
常備されている家も多いですけど、不慣れな女性だと取り扱いに抵抗があって、結局いちども使われないなんて事もあるでしょうか。
水が飛び散らないように養生をしっかりと施し、いざ一撃入魂です。
コツとしては上から下へと押し込む際はゆっくりめで、引き上げるときはスポンッ!!となるように強めのアプローチが吉と出るかもしれません。
何度かトライしていると、ゴボボボボッ!と手応えを感じられたため、覆われたビニール越しに便器内を眺めると、白っぽい塊が浮かんでいるのが確認できました。
水の流れをせき止めていた張本人です。
ただ、詰まっているのは1枚や2枚ではなさそうなので、引き続きポンプアクションを繰り返し、残留物を一掃していきます。
今日に至っては、特注なガジェットを使うまでもなかったので、大掛かりにならなくて幸いでした。
皆さんも、くれぐれもペーパー類にはご配慮ください。
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