今日は新潟県・阿賀野市にてお仕事
はじめての土地ということもあって少し迷子になってしまい、ドラレコよりもカーナビの強化が先かな?なんて思った次第です。
場所によっては海にも近くて、さらには瓢湖(ひょうこ)という人工の湖もあって、寒い時期になるとたくさんの白鳥が見られる景観の良さがポイントだと、教えてくれたのは本日の依頼主である、口ひげをたくわえて40代くらいの男性です。
どこにでもよくあるような、ワンルームマンションの2階にお住まいの方なのですが、トイレの水漏れでお困りでした。
お部屋と、トイレ・お風呂とを区切る、アコーディオンタイプの仕切りをスライドさせてトイレに進入すると、すでに止水栓だけはロックされている状態で床が濡れており、厚手のバスタオルで応急処置が施されているような状態でした。
洋式トイレの攻略に取り掛かるわけですが、設置された芳香剤の数だけはやたらと多くて、いろいろなメーカーの香りを鼻腔で確認しつつ、漏水の出どころを見極めます。
ひと通りチェックした結果、あたりを付けたのはタンクの下部分で、経験則として「密結パッキン」なるパーツの劣化と仮説を建てたわけですが、どちらにせよ取り外さないといけないため、なかなかの力仕事になります。(けっこう重い!)
タンクの下は案外、簡素な作りになっていて、便座に固定するための棒状の軸が2本伸びていて、真ん中にドーナツ型のパッキンがセットされていることが大半です。
腰を痛めないように注意を払いながら持ち上げ、水抜きを終えたタンクの結合部分をのぞきこむと、予想通り亀裂の入りまくったボロボロのゴム製部品が姿を現しました。
トイレの型式などからパッキンのサイズを見て、同型を取り付け、元の状態に戻せば復旧完了です。
その後は水漏れも見られず、次なる現場へと向かう運びとなりました。
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