奈良県桜井市のお客さまから「洗面台の水が流れてゆかず、つまっている様子だ」とのご相談を受けて、ご自宅にお伺いしました。ここでは、桜井市における洗面の排水つまりの修理事例を水道修理屋の修理事例としてご紹介します。
現場に到着して早速問題の洗面所を拝見したところ、洗面ボウルに水が溜まっている状態でした。排水口から水が流れてゆく気配が感じられません。お客さまに普段の使用状況をお伺いすると、お習字のお教室をされているため、頻繁に習字の墨を流す機会があるとのことでした。ヒアリングを通して、今回のつまりの原因には、墨が大きく関係していることが分かりました。日常的に洗面台を使う上で蓄積された髪の毛や石鹸カスに墨が加わって、ヘドロ化が進み、排水管内部に付着して、つまりが生じてしまっていたのです。
今回は、つまり修理の解消法として、手動のサクションポンプを使ったポンプ作業をご提案しました。サクションポンプは、洗面所のみならず、様々な水まわりにおいて詰まりを取る際に役立つ道具ですので、常に作業車に積んで携帯しております。
ポンプ作業でつまりを取る際には、真空状態を保つことが重要なポイントとなります。一般家庭の洗面台には、水漏れを防ぐためのオーバーフローと呼ばれる穴が開いていることが多いです。今回のご家庭のセメンボウルにもオーバーフローの穴がありましたので、準備段階で穴をいったん布で塞いで真空状態にしてから、ポンプ作業に取り掛かりました。穴をしっかり塞げたら、排水口にポンプの先端をあてて、ハンドルを押したり引いたりして作業を行います。何度も圧力が掛けることで、どろどろのヘドロが取れて、無事につまりが解消しました。
ポンプ作業後、お客さまの立ち会いのもとで流水確認を行います。蛇口から水を出してみると、サーっと排水口に向かって水が流れ、正常に排水ができる状態になっていることが分かりました。お客さまには、墨の処理方法に工夫をされた方が良いことをアドバイスしてから、現場を後にしました。
施工日 | 2024年06月11日 |
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エリア/担当店舗 | 桜井市 |
症状 | 洗面つまり |
お見積もり料金 | 8,000円 |
施工料金 | 8,000円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 28年 |