洗面台を使っていたら、水の流れ方が何となくおかしいと感じたことはありませんか。今回は、奈良県生駒市のお客さまから「洗面台の水が流れないのでみてほしい」と依頼を受けて修理をした事例についてご紹介します。どのようにしてつまりを解消したかを具体的に説明してゆきましょう。
生駒市の現場に到着して洗面台の排水状況をチェックしたところ、水を流し続けると、洗面ボウル内に次第に水が貯まってしまう状況でした。まずは、洗面台の真下にある排水管を点検してみると、髪の毛が蓄積されているのが見て取れました。そこで、髪の毛を取り除いてから、再び水を流してみます。すると、多少は水の流れ方が改善したものの、依然として正常な排水状態にはなっておりません。そのため、排水管の奥の方でつまりが生じている可能性が高いと判断し、ポンプ作業のご提案をしました。
洗面ボウルに溜まっている水を全て抜いてから、ポンプ作業に取り掛かります。洗面台のポンプ作業では、事前準備として水があふれ出るのを防ぐためのオーバーフローの穴を塞いで真空状態を作ります。その後、排水口にポンプの先端をあてて、しっかり力を掛けてつまりを取ってゆきます。ポンプ作業は、手動でのハンドル操作によって圧力を掛けるので、体力勝負の世界でもあります。根気強くポンプ作業を続けた結果、つまりが取れたという手ごたえが得られましたので、作業の手を止めました。
作業を終えてから、お客さまと一緒に水の流れ方に異常がないかをチェックしました。蛇口から出した水がサーっと勢いよく流れてゆき、試しにバケツに貯めた水を流してみても、きちんと排水ができる状態になっておりました。
今回のお宅でつまりが生じてしまった一因としては、洗面台の水栓がポップアップ式の水栓であったという点が挙げられます。ポップアップ式水栓には、取り外しをしてお手入れをするのが難しいという側面があり、汚れが貯まったままになりがちです。髪の毛やゴミを流さないように注意して使用されるようアドバイスをしてから、現場から引き上げました。
施工日 | 2024年06月04日 |
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エリア/担当店舗 | 生駒市 |
症状 | 洗面つまり |
お見積もり料金 | 8,000円 |
施工料金 | 8,000円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 28年 |