雲仙市でキッチンの排水溝つまり修理作業を行いました

排水トラップは、台所やお風呂場、洗面所などの水回りにおけるつまりの原因になることが多い箇所です。今回は、雲仙市にお住いのお客様からキッチンのつまり修理のご依頼を頂き、作業することになりました。排水トラップは、水を一旦集めて排水パイプに汚水を送り出すための部品で、台所の場合はシンクの排水口の下側についているパーツです。

シンクに取り付けるときには、ネジ式リングを使い固定させることになるのですが、隙間が生じてそこから水が漏れる可能性があるので、蛇口内に入れてあるパッキンと同じ大きなゴム製パッキンが使用されています。お客様とお電話でお話をしたとき、シンクの水がたまり流れないとおっしゃっていまいたので、排水トラップ内のつまりだけでなくその先に繋がる蛇腹ホースにもつまりが生じていると考えられます。

ちなみに、排水トラップやジャバラホース、そして防臭キャップは下水から悪臭が上がらないよう某業する役割もあります。特に、排水口に取り付けてある防臭キャップはその名の通り、臭いを室内に入れないための部品でキャップを外すことでホースが抜けて内部を洗浄できるようになります。

今回は、排水口から排水管内にかけての高圧洗浄も承っており、排水トラップから排水管内にかけて徹底的に洗浄することになりました。なお、お客様のご自宅は築35年の一軒家で、排水トラップとホースにそれぞれ使用されているゴム製パッキンの劣化がありましたので、これを交換するご提案をさせて頂きました。劣化が進むとパッキンとしての役割が損なわれてしまう、隙間から水が漏れることも少なくありません。今回の修理の際に合わせて行っておけば水漏れの心配もなくなります。

排水トラップや蛇腹ホースの中は、水の流れを悪くする固形物がありました。この固形物の正体は、油や食材のカス、そして石鹸のカスや微生物などです。キッチンは微生物の餌になるようなものが大量に流れる場所ですから、堆積したゴミに微生物が増殖して塊を大きくするといいます。

一連の洗浄作業が終了した段階で、業務用洗剤をシンクの排水口から投入して最後に水を流しました。この洗剤を使うことで油の再付着防止に有効です。