島原市で台所の排水溝のつまり修理を行いました

本日は、島原市のお客様宅のキッチンでつまりが発生したとの連絡を受け対応させて頂きました。築36年の戸建て住宅で、今までキッチンの排水溝がつまって修理をされたことはないとのことでした。キッチンは食事の支度をするときやお皿を洗うときなど、食材のカスや油などが排水溝に流れてしまう、ゴミが長い歳月の中で堆積してできるオイルボールなど、排水管内にこのようなつまりの原因を発生させやすい場所です。

浴室や洗面所、トイレなどの水回りとは異なり油が流れることから、この油が配管内に付着していろいろなゴミを引き寄せ巨大化してしまい水が流れなくなることも少なくありません。点検を行ったところ、つまりはかなり深い場所で起きているようでしたので今回はトーラーと呼ぶ機械を使ってつまりを抜く方法で行うことにしました。

トーラーはワイヤーを排水管内部に挿入して、回転させることで摩擦が生じてその力で排水管の汚れを取り除くことができる装置です。イメージとしては、針金を使って排水管内を掻き回す感じでといえば分かりやすいかもしれません。簡易的なハンドルタイプと電動タイプの2シュルがありますが、今回は電動タイプのトーラーを使用します。

ローポンプ（真空ポンプ）もつまりの修理の際に活用する道具ですが、トーラーは物理的に汚れを落とす効果を期待できますが、ローポンプは高圧力を配管の中に生じさせてつまりの原因を押し出す効果を期待できるなどの違いがあります。トーラーを使えば、ある程度配管の中をきれいにできますが、これに加えて高圧洗浄機を併用することでつまりの解消だけでなく配管内の洗浄が実現します。

トーラーや高圧洗浄機を使うことをお客様に説明して、所要時間および費用のご説明も行いました。作業にする際には水しぶきが飛び散ることもありますし、装置を家の中に入れることからも養生を設置してから作業開始です。シンクの排水口からトーラーを挿入して内部を回転させながら汚れを取り除く、次に高圧洗浄機で内部を洗浄してから最後に洗剤を中に流します。この洗剤は油の再付着を防止する効果を期待できるので、つまりの発生率が下がります。

作業終了後に周辺の掃除や後片付けを済ませてから、お客様に立ち会って頂いてつまりが改善できたことを確認しました。