比較的新しいお家のトイレつまりを修理しました
「トイレの水が詰まっている気がする」、このようなご連絡を中野市のお客様よりいただきました。
溢れんばかりに便器内の水が上昇しはじめてきたため使うのが怖いとのことです。詰まっているものが水に溶けないものだった場合、無理に流し続けて奥の方まで行くと大掛かりな修理が必要となることもありますので、すぐにご連絡いただけてよかったと思います。
今回のお客様は中野市の住宅街にお住まいでした。道が少し細かったですが、直線だったので問題なくたどり着くことができてよかったです。
また、とてもきれいなお家だったのですぐに見つけることができました。築3年ほどであるとのことで、ご夫婦ふたりと小学生、保育園のお子様が3人の計5人暮らしだそうです。そこに最近新顔として子猫をお迎えされたとのことでした。
対応してくださった奥様は、このにゃんこの猫砂を流してしまったのがつまり原因ではないかとお考えなようです。知人におすすめされて流せる猫砂を使い始めたものの、一度に流す量が多かったのかもと反省されていました。実はこの流せる猫砂によるトイレつまりというのは意外と多い事例であり、気をつける必要があります。流せるとはいっても固形物であるため、少量ずつ流さなければつまりに繋がってしまうのです。特に今回のような節水型タイプは流れる量が昔と比べようがないほどに少ないですから、よりつまりやすくなっている可能性もあります。
また、実はネットで調べて、塩や重曹、お酢、すっぽん等様々なものを使ってみたりといろいろとやってみたけれどだめだった、というお話もされていました。藁にもすがる思いで頼ってくださったのでしょうから、プロの力で安心して頂きたいと思いました。
おそらく多量の猫砂が溶け切らずへばりついているような状態であることを予測し、便器を外して対処することにしました。水に溶ける猫砂というのは分解される過程で粘性を帯びる傾向にあります。それが大量に流された場合、便器などにへばりつき、詰まってしまうのです。そのためラバーカップなどでは押し出しきれなくなってしまうのでしょう。
しっかりときれいにして便器をもとに戻すと、つまりはすっかり解消されました。お客様は心底安心されたご様子で、これからは可燃ごみで捨てられる猫砂に切り替えると仰っていました。
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