長野県千曲市の二階建て一軒家にて発生したジャバラホースの洗面排水つまりの修理事例
平日の午前 10 時過ぎに長野県千曲市に在住の 80 代男性のお客様からお電話がありました。
洗面所で水がたまってしまい排水ができないというご相談でした。
以前から水の流れが少し悪かったらしく、市販の排水詰まりを解消する薬品などを使っていたようなのですが、それでも対処できなくなってしまったとお困りのご様子でした。
状況をお聞きして準備を済ませると、ただちにお客様のお宅に向かいました。
お客様のお宅は、二階建てで、千曲川の温泉街から少し離れた、周囲に畑が広がる一軒家でした。
呼び鈴を鳴らすとすぐに、奥様が玄関の戸を開けて「どうもごめんなさいね」と笑顔で迎えて下さいました。
玄関にあがらせていただくと、ご主人が「いやー、参ったよ」と頭に手を当てたりしながら、洗面所に案内して下さいました。
聞いた話では、先ほどはオーバーフロー口に水が流れ込むほど洗面台に水が溜まっていたようですが、30 分程度で少しは排水が進んだようで今はその半分ほどの水位に下がっていました。
「この薬品を使うと流れが少しは良くなっていたんだけどね」と市販の薬品を見せてくださりました。
その薬品を使い始めたころには流れが悪くなっていたようなので、石鹸カスや髪の毛などが固まってしまい、薬品を使ってもあまり解消できなかったのかもしれないと思いました。
洗面台の下の排水管は、一部がジャバラ式のもので、かなり劣化が進んでいました。
バケツなどをおいて汚れないようにした後に、排水してから、ジャバラホースを接続しているナットなどをはずしてホースの中を見ると、石鹸カスなどの塊に排水が困難な状態になっていました。
何かの拍子にわずかな水の通り道がふさがってしまったのかもしれません。
奥様がその様子を見て「水回りをリフォームしてから 15 年は経っているから汚れがたまっていたのね」と仰っていて、ご主人もうなずいていらっしゃいました。
ジャバラホースは 10 年程度で劣化して水漏れのリスクもあるので、交換をご提案すると「ぜひお願いします」と即決して下さったので、早速つまりの原因になっていたジャバラホースの交換を行いました。
他の部分の汚れも洗浄して、劣化しているパッキンも新しく交換しました。
それから吐水してきちんと排水されることをお客様たちと一緒に確認して、洗面排水つまりの修理作業を完了しました。
今は趣味程度に行っている農作業をして、休憩に戻り洗面所で手を洗っていると水がたまってきて驚いたそうです。
「だけど、すぐに直って良かった」と安堵されていました。
奥様も「水漏れ対策までしてもらって安心できた」と喜んで下さって嬉しかったです。
お支払いの後で車に乗ると、ご夫婦が「冷や汗をかいたから、私たちもこれから近所の温泉に行ってくるよ。ありがとう」と声をかけていただき嬉しい気持ちで帰社しました。
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