素人では無理、頑固なトイレつまりを直しました!
スッポンを使用したものの、なかなかうまく解消されないことがあります。今回は千曲市でそんな現場を修理した時のエピソードをお伝えします。水道トラブルに悩んだ時のヒントになればと思います。
◆長野市のお隣にある、千曲市
「この町の読み方は何なの?」新人スタッフに聞かれることが多い千曲市。私もこちらのエリアを担当する前は恥ずかしながら「せんきょくし」と読んでいたことがあります。正解は「ちくまし」と読むのですが、これは町のシンボルといえる「ちくま川」に由来しているそうです。
そんな千曲市ですが、実は県庁所在地でもある長野市のすぐお隣に位置しています。北陸新幹線を使うと1時間40分程度で都内を行き来できるので、実はとてもアクセスのいい街。長野県と聞くととても寒いイメージがありますが、大雪が降ることはめったになく、降るとしても10センチ程度で終わってしまうことがあります。冬場はスタッドレスタイヤを付けて営業回りをしていますが、この辺りを運転していて不思議と「雪で怖い」と思ったことはありません。住みやすく暮らしやすく、そして仕事がしやすい素敵な街だと思っています。
◆トイレつまりでお困りのお客様宅へ
先日も市内の方から「トイレが詰まってしまい、朝から困っています」というお電話をいただきました。早朝からトイレ用のスッポンを試しているものの、全然直らないないそうです。明日からご実家に帰省されるので「今日中に来てもらいたい」というリクエストでした。
訪れたのは丘に建つ、一軒家のお宅です。見晴らしのいい所に建てられているせいか、一般のお宅でしたが別荘のように思えました。眼下には美しい街並みが見えていて、心地よい風が吹いていました。
奥様とワンちゃんが迎えてくれたので、しずしずと中へ進みます。リビングの奥に廊下があり、その先にお手洗いがありました。洋式タイプのお手洗いで、ウォッシュレット付きの最新型です。便器の内部、そして便器と床の接地面をくまなく調べていきます。どこも異常がなかったので「おかしいな」と思いながら、トイレタンクを開けてみたところ、意外な原因が分かりました。
トイレタンク内にあるフロートバブルの上に、節水リングが置いてあったのですが、このリングが水の流れを妨げていたのです。溜まった水は多くが便器内部に流れていきます。ただ節水リングやペットボトルがあると少量しか水が流れず、つまりの原因になることも。節水リングを外して、便器奥にたまっていた汚物を取り除きました。作業時間は1時間ほどかかりましたが、クリーンなお手洗いに戻すことができました。ご依頼ありがとうございました。
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