長野市で台所蛇口を直しました。
日曜日の朝、遅く起きてブランチの準備。レバーに触ろうとしたら「あれ?なんだかおかしい?」いつもとは違う、蛇口のポタポタに気づくことがあります。今回は長野市のお宅で、台所の水漏れに対処したときの体験談を紹介します。
最新型のシステムキッチンで良く見かけるのが、シングルレバーの混合水栓です。シング特徴としては、同じ栓に冷水と温水が流れている人気の蛇口です。レバーを右か左かに回すだけで、冷たい水と温かいお湯の選択ができる、とても便利なタイプです。
スタイリッシュで場所を取りにくい混合水栓ですが水とお湯の使い分けをするとき蛇口本体が揺れ動きやすく、故障しやすいデメリットも抱えています。左右に回る箇所を、スパウトいい、ここに問題が起こると大量の水が漏れてしまうことがあります。台所でよく目にするトラブルです。
◇いざお困りのお客さまの元へ
「台所でお湯を使うたびに、蛇口本体から水がシトシトたれてきます」このようなご相談を頂きました。さっそく長野市のお客さまの所に向かいます。今年は暖冬と聞いていましたが、昨晩かなりの大雪が降ったみたいでスタッドレスタイヤを装着しても、怖い雪道でした。繁華街から30分ほど離れたお客さまの住宅も、辺り一面まっしろ。銀世界となっています。
「寒いせいでしょうか。キッチンの水が止まりきらなくて…」と女性のお客さま。現場を見させてもらうと、5年前にリフォームしたばかりのピカピカのシステムキッチン。右手のシンクに、シングルレバーのものが付いていました。水を出してみると、確かに本体のスパウトより水がポタポタしています。
お家全体の流れを止めてから、レバーハンドルを分解して中を見ることにしました。レバーハンドルの中央に、つまようじを刺します。ここを押すとキャップが外れて、中のネジが見えてくるので六角レンチに持ちかえて作業を進めます。カートリッジ下の吐水部内側に沢山のゴミが付いているのがわかりました。
ホコリや砂ぼこりが舞い上がり、スパウトのすき間に入ってしまっていたようです。ゴミが付着すると、異常につながることもあります。特殊なクリーニング剤で内側を磨き、もう1度セット。カートリッジをはめて、元栓を元の位置に戻します。一連の作業を終えると、しっかりと直っていました。
お客さまのご自宅を出るときに、さらに強い雪が舞ってきました。「遠くまでありがとうございます。気を付けて帰ってくださいね。」見送ってくれたお客さまの笑顔を見て、心が温かくなりました。
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