東御市のトイレ水漏れ
本日は東御市にてトイレの水漏れを修理してきましたので内容を紹介します。
朝の9:30頃にお電話をくださったのは普段は東京都にお住まいの男性。どうやら別荘として使っている物件において水漏れが起きてしまったらしく、今日中に来てくれる業者を探して何社が電話をしているところというお話でした。
その日は丁度予定していた現場がキャンセルとなり空いていましたのである程度の内容をお聞きしてからすぐに車を走らせました。
どうやら久しぶりにトイレを使用し水を流したところ、便器背面の床へどこからともなく水が流れていき、ついには足元までビショビショびなってしまったとの事。臭いや色が付いている訳ではないのでおそらく排水ではなさそうですというお話。
向かう途中の車の中で今回のパターンと過去弊社で対応した内容を照らし合わせ、大体の見当をつけてから行きました。
到着すると奥様と息子さんが出迎えてくださり、早速水漏れの箇所まで案内してくれました。
ここ最近は新型コロナウィルスの影響もありなかなかこちらの物件へ足を運ぶことが出来なかったたしいのですが、ようやく落ち着いてきた事もあっておよそ3年ぶりに来れたのだとか。
最初にお電話で聞いたお話では大量に漏れ出してくるという事だったので状況を把握する為少しずつ慎重にレバーを引き上げ、排水していきます。
すると便器とタンクの接地面からジワジワと水があふれていき、やがてそれが側面を伝って床へ回っている事が確認できました。
とは言っても正直な話運転しながら向かっている途中で大体予想は付いていました。
水回り製品全般に言える事なのですが、使っていない期間がある一定を過ぎると内部に組み込まれているゴムが急激に劣化をはじめてしまい、まるで使い古したタイヤのようにグズグズになってしまうのです。
賃貸物件や空き家に多く、引っ越しシーズンの3月から5月にかけては毎日と言っていいほど同様のご相談を受けます。
今回使うのは密結パッキンというドーナツのような輪っかの形をした10㎝くらいの大型パッキンで、私の工作車には常に各メーカー・品番に適合するものを用意しています。
取り換えにはタンクを取り外して行う必要があるのですが、組み換えを終えて元にもどす際には少しコツが必要で、二本ある固定用ナットを力任せに締めつけたり、左右のテンションをバランスを考えずにかけてしまうと陶器がバキッといってしまうのです。
そうなったら場合によっては総取り換えすることになるので厄介です。余計な作業を増やさない為にもゆっくり丁寧に行いました。
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