洗面所排水つまりの修理事例
今回のは担当地域である宮崎県延岡市のお客様からのご依頼で洗面所の排水つまりの修理に伺ってきました。
市内の南端、海沿いにお住いのお客様のご自宅の方に出張をしてきたのですが、新興住宅街でとても雰囲気の良いエリアでした。
昔と比べるとだいぶ変わったところもありますが、大きな河川が流れ込むビーチは相変わらずこの街を象徴しています。
こちらのおたくは築7年目で、まだまだ新しい建築です。それでも洗面所の排水のつまりは起きてしまうのですね。それも決してお客様の問題というわけではなく、元々築浅のお宅でもつまりのトラブルが起きやすい箇所なのです。
なぜかというと洗面所は家族全員がほぼ毎日必ず使うところですよね。朝晩のみならず、時にそれ以上使う場所だからこそ使用頻度が高ければ高いほど異常を起こす確率が高くなります。特にここには手洗い石鹸や洗顔料、クレンジングクリームやメイク用品、スキンケア製品、など諸々の成分が絶えず排水管に流れていくわけです。しかもそこに髪の毛まで流れてくるので、古くても新しくても関係ないのです。
下水パイプの内部には、このようにして気がつかないうちに少しずつ汚れが堆積していき、水の通り道を狭めてしまいます。少しでも狭窄してしまえば、そこにあっという間に皮脂などの脂分が付着してさらに管内を狭くしていくのでまさに悪循環となります。こういう場合は市販の洗浄薬などを流しても全て綺麗に溶かすことはできないのです。
それどころか、重症化している個所に使用すると中途半端に壁面が剥がれてさらなる悪さをすることさえあります。
たいていは掃除口の入り口部分からトーラーというワイヤーの清掃器具を差し込んで奥の方まで到達させた状態で内壁をゴリゴリと削って汚れの塊を取っていくしかありません。
こちらのお客様の洗面つまりの場合は、わりと浅い部分でドロドロが形成されていたので除去作業は予想以上にスムーズに済みました。1時間以内に元どおりに回復したので、ここで修理は完了することができました。今後も、いずれはまた汚れが排水管に詰まってきて水の流れが悪くなることも出てくるので、その際には早めにご連絡をいただけると、今回のように修理も簡単に済むことをお伝えしておきました。
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