遠田郡美里町でトイレのつまり
つい先日の事です。知人の祝い事に招待され会食をしたときの事ですが、運が悪かったのか出された料理の生ガキが原因で食中毒を経験しました。
40℃以上の熱やインフルエンザでも意外とけろっとっしている私ですが、食あたりは初めての事で、想像を絶する苦痛を伴いました。
中でも嫌だったのはやはりトイレから出られなくなってしまう事で、何度も出入りするのが面倒になり最終的に半日以上こもるような生活を強いられました。
冒頭から汚い話をしてしまい申し訳ないなのですが、みなさんこれは笑い事ではなくて、とてもまじめな話なのです。
その時に改めてレストルームのありがたみを再認識することができたのですが、逆にそんな時に使えなくなってしまったらと思うと恐怖です。
今回はそんなおトイレのお話をさせていただきます。
先日は宮城県遠田郡美里町におすまいのお客様より便器の水が溢れて室内が浸水してしまった!と緊急のSOSが入りました。
詳しく内容を尋ねると、どうやら遊びに来ていた甥っ子さんが誤ってペーパーを芯ごと流してしまったらしく、それを知らずに奥様が使用してしまい、みるみるうちにオーバーフローしてきて、あげく水浸し状態になったとのこと。
たまたまその日は藤ヶ崎のほうで別の現場をこなした直後の事でしたので、すぐに到着することができました。
ご挨拶をしてからすぐさま状況を確認すると、新聞紙で吸水はされた後だったのですが、便器の内部には依然としてひたひたに水が溜まっている状態。
この様な落下物を原因とする詰まりのケースでは、それ以上奥に物を移動させないことが何よりも重要で、こちらのお宅のように事態が発生してからすぐにご連絡を頂けたのは不幸中の幸いでもあります。
もしこれが無理に上から圧力を加えて押し込んでしまうと、取り出すのが困難になってしまうどころか最悪の場合床下を通っている排水管の奥のほうに引っ掛かってしまうなどして、作業難易度が何倍にも膨れ上がってしまいます。
今回はトイレを構成している全てのパーツを一度分解し脱着したうえで、専用のアームを駆使してなんとか異物を引き出すことに成功しました。
近くに公衆便所などがなかったこともあり、竣工後はご家族全員が直ぐに行列をなしていました。
奥様から最後に一言「日々問題なく使用できる事に普段から感謝しないといけないのかもしれませんね。」胃腸薬を服用している際にふとこの言葉を思い出し、記事にしました。
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