遠田郡美里町の風呂つまり事案
ここのところ強烈な寒波が続いていて毎日手がかじかんでしまいます。こんな日には熱めの風呂に入って炬燵でテレビでも観ていたい気持ちになりますが、そうはいきません。
しかし、もし私の日常生活から一日でも入浴ができない日があったとしたらそれは想像もしたくありません。
今回はそんななくてはならないお風呂で排水が詰まってしまったというご依頼を宮城県遠田郡美里町のかたよりいただきました。
農家を営まれているお客様。今朝も日が昇る前からお仕事をされていたそうで、肉体労働で掻いた汗を流そうとバスルームに向かったそうです。しかし、しばらくシャワーをしているうちに足元に違和感が。なんと排水溝からジンワリと水が逆流してきたらしいのです。
ご主人はこれはいかんとおもい、以前よりストックしておいた洗浄剤を大量に投与し、しばらく様子を見守ってみたものの、お昼12時を回っても全然解消する気配がなかったため弊社にご連絡をくださった次第との事。
現場に車を走らせ、約30分ほどで到着しました。
もともとの築年数は50年以上ということでしたが、過去に何度も増改築を繰り返しており、浴室もつい数年前ユニットバスへ大規模なリフォーム工事を行ったというお話。
その為全体的に新しい印象を受けました、
ただ、リフォーム以降少しずつ水の引けが悪くなっているような微妙な違和感を感じてはいたそうです。
しかしさすがに新しくしたばかりでこんなことにはならないだろうと安心しきっていたようで、そんな矢先に今回の問題に直面してしまったそうです。
状態的には重度のつまりではなさそうでしたので、洗い場側の排水トラップを開けて内部を確認してみることに。
すると、中にはモズクのようになった大量の髪の毛が引っ掛かっていました。
量としてはコンビニでもらう袋に一杯といったほどでしょうか、いずれにせよホラー映画のような気分になります。
以前は在来工法の浴室だった為、排水トラップをご自身でお掃除した経験がなかったらしく、その結果少しづつ流れて行ってしまった頭髪が蓄積していき、このような事態になってしまったというのが事の顛末になります。
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