宮城県柴田郡柴田町にて洗濯水漏れトラブルを解決してきました
宮城県柴田郡柴田町にお住いのお客様より水漏れで困っているとのご連絡をいただきました。お電話は60代のご主人様からでした。詳細をお聞きしたところ、洗濯機の周りで水漏れしていて床が濡れてしまっているとのこと。実際に漏水している場所の特定ができず、このようなトラブルに対しても全く知識がないので見に来てほしいということでした。まずはお電話口で止水栓を止めておく作業をしてもらった後、ご住所を聞きしてすぐに車をはしらせました。
ご連絡をいただいてからだいたい30分ほどでお客様のお宅へ到着しました。お客様のお宅は2階建てのログハウスでした。まずご主人様に簡単にですがご挨拶をすませて、すぐ洗濯機の置いてある場所に案内していただきました。すると拘ってオーダーされたであろう無垢材のフローリング床は変色してところどころ浮いてしまっている状態。防水パンには影響は出ていません。排水系のトラブルでの水漏れではなくてほかの部分からの水漏れの可能性が高いと判断。調べていると、壁にうっすらと水筋の形跡があったのです。
辿っていくと水栓の取り付け位置になっており、どうやらその奥から少しずつ水がにじみ出てきているようです。
水栓を一度取り外し、もっと詳しく探っていくと、壁内部の給水管の途中に授けている持ち出しニップルという金属製の金具が錆びてボロボロになっていました。
この部品は経年劣化によっても腐食してしまうのですが、こちらのお家はまだ築10年と浅いです。
おかしいと思い見てみると、本来真鍮など腐食に強いマテリアルの部材を使わなければならない箇所なのですが、鉄管用の接手によって施工されていることが判明。
もともとの管が銅管ですので、これだと内部に流れる微弱な電気の質の違いで電蝕という化学反応が起こり劣化を早めます。
今回は腐食してしまった接手をエキストラクターという大型のドリルのような形をした特殊な工具を叩き込み取り外してゆき、真鍮製の持ち出しニップルに取り換えることで無事に解決しました。
このような水漏れがおきてしまった場合はいかに早く原因特定して解決するかが重要になります。遅いと床が腐ってしまう可能性もあります。もしも特定できない場合は水道屋さんに依頼することをお勧めします。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]
