仙台市泉区での洗面台つまりは髭剃りのキャップによるものでした

お客様宅の門構えは大きくて綺麗で、玄関に入ると立派なゴルフクラブが何本も置かれていました。仙台市泉区には立派なゴルフ場があるので、これらのゴルフクラブもご主人の持ち物だそうです。今回の洗面所のつまりも本当ならご主人が修理してくれる予定だったそうですが、ゴルフが優先されたみたいです。奥様もご自身で修理に努めたのか歯ブラシや割り箸などが洗面台の脇に置かれておりました。しかし、歯ブラシや割り箸では排水管の奥まで届かなくて困っているようでした。具体的な症状は蛇口から水を出してみると水が段々と溜まってきて、水を止めても減っていきませんでした。一度溜まった水は数分後にようやくなくなるという感じです。排水口の中をライトで照らしたものの特に異物が見えませんでした。次に洗面台下にある収納の方から探っていくことになり、用意しておいたバケツを排水管の真下にセットしました。これは排水管を分解する際に水がこぼれないようにするための受け皿の役割を果たします。排水管のタイプはS字でトラップの分解を行いました。工具は使うことなく手でナットを回せるものだったので簡単に分解は行えます。外したトラップを揺さぶって中の異物を取ろうとしたのですが、がっちりハマっていたのか中々取り出せませんでした。丁度良い長さのドライバーがあったので、これを異物を突つくことにしました。取り出されたのはT字髭剃りの透明なキャップだったのです。しかも3つも出てきたことに奥様も驚かれていました。ご主人が洗面台で髭剃りすることがあり、キャップの紛失も数えきれないくらいあったそうです。この調子だと今後も同様のことは起こりそうだと判断した私はヘアーキャッチャーを取り付けておくことにしました。これならばキャップが排水管の中に落ちる心配もないので、今回のようなつまりも起こらないはずです。作業時間も30分ほどで終えることができたので、最後はきめ細かな清掃を行って終了しました。