洗面台のつまりにお困りの塩竈市のお客さまから連絡を受け、現場に向かいました。まず洗面所を拝見しましたところ、水が全く流れていかない状態でした。流れ切らない水が洗面ボウルに溜まったままになっています。お客さまによると、数日前から極端に排水が悪くなったので、市販の排水管用の薬剤を購入して洗浄をしたということです。薬剤を投入しても、一向に状況が改善されず、むしろ悪化してしまったそうです。排水溝付近の状態をチェックしたところ、排水管の内部に黒いヘドロのようなどろどろとした物体が付着していました。ヘドロが排水溝を塞いでしまった結果、水の詰まりが発生している状況であることが判明しました。そこで、黒いヘドロを除去すべく、ポンプ作業を提案いたしました。低圧力ポンプを作業車から持ってきて、すぐに作業に取り掛かります。低圧力ポンプは手動式のため、作業者のレベルや経験によって、作業の質が変わってきます。今回は、現場歴の長い職人がポンプ作業を担当したため、ポンプにどれぐらい圧力をかけるか、何度圧力を掛けるかといった点を適切に判断しながら、ポンプ作業を進めました。圧力ポンプの作業が終わったところで、蛇口から水を流して、つまりが解消されているかを確かめます。さらさらと排水溝に向かって水が流れてゆく様子が観察され、通常通りの水の流れを取り戻せていることが分かりました。排水管の詰まり対策として使ったパイプクリーナーが、逆に詰まりの原因になってしまう例は決して少なくありません。どろどろの物体をどうにかしようとして、さらに多くの薬剤を投入し、どろどろ状態がさらに悪化するという悪循環に陥っているケースもみられます。詰まり解消に薬剤を使う際は、使用後に徹底的に薬剤を洗い流すことがポイントです。薬剤が流れ切らないと、今回のケースのように排水溝のつまりの原因となってしまうため、正しい用法を守って使うことが大切であるとお伝えしました。
施工日 | 2024年02月14日 |
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エリア/担当店舗 | 塩竈市 |
症状 | 洗面つまり |
お見積もり料金 | 7,500円 |
施工料金 | 7,500円 |
施工時間 | 0時間 |
使用年数 | 40年 |