城下町の趣ある大崎市で屋外排水のつまり

大崎市の城下町の趣ある街並みを進んでいるとお客様のご自宅が見えてきました。1階建ての木造建築でご主人と奥様は揃って出迎えてくださいました。しっかりと挨拶をさせていただき、事前に窺っていた屋外排水のつまりについて再度説明していただきました。お客様はとにかく臭いが耐えられないということだったので、一度排水桝の方へと案内させてもらったのです。お客様が仰ったようにその一体で異臭があり、塀の向こう側には隣人宅もありました。このままだとご近所トラブルにも発展しかねないと思うので、早期に排水桝のつまりを解決することにしました。まずは蓋を外したかったのですが、一度も開いたことがないことだったので手のみではびくともしませんでした。そこで使ったのがマイナスドライバーで、すき間にしっかり差し込んで傾けていったのです。ようやく開いた排水桝の中は想像以上に汚れが溜まっていて、先ほど以上の異臭が放出されました。お客様には作業の説明をさせていただき、見積もりにも応じていただきました。中の様子は辛うじて通路があるという感じで、油汚れの塊によって支配されているようでした。作業を行う上で用意した道具はバケツとごみ袋、油汚れを掬うための側溝用のスコップです。ゴム手袋を入念に装着したらスコップで汚れを掬っていきました。長年の蓄積によって貯まった塊なので、見た目も臭いもかなりのものでした。掬っては捨ての作業を繰り返しているとバケツはあっというまに一杯になってきたので、ご近所の方に迷惑をかけてはいけないと思い1度袋を閉じました。その頃には排水桝の汚れもほとんど除去することができ、本来の内部の色が見えるくらいになっていました。屋外排水のつまりはついつい放ってしまいがちになるので、お客様に対して半年に一度のペースでお掃除することを提案させていただきました。これくらいのペースで掃除をしていけば、手間がかかることもなくなるのでお勧めです。