岩沼市内の住宅に急行し洗面のつまりを解決

岩沼市は宮城県南部の太平洋岸に位置しており、東北本線岩沼駅を中心にベッドタウンが広がっています。また市の北端には仙台空港があり重要な交通拠点となっている一方、阿武隈川河口の肥沃な低地を活かした近郊農業も盛んです。
寒風が肌を刺す12月上旬、午前中に街中を巡回・営業していたところ電話が鳴り、さっそく依頼を受け取りました。お客様は125号線を東に10分程向かった住宅街にお住まいで、トラブル内容は急な洗面つまり。思い当たる原因は、前日夜に排水口に流してしまった化粧品の小瓶との事でした。
築20年弱の洋風住宅に到着すると、早速奥様が対応。洗面所に案内され話を伺うと、配管掃除や異物除去の方法を全く知らず、下手に動くよりも安心・・・と業者依頼を決断したとの事。独力で管を外し取り出す方法はありますが、取り付け時パッキンずれ等による水漏れリスクもあり、確かに適切な決断でした。
問題の小瓶は円形で細長く、調べるとSトラップの最初の曲がった部分に引っ掛かり止まっていました。Sトラップは文字通りS字にくねっており、そこに一時的に排水を溜め下水方面からの悪臭をシャットアウトします。形状的に多くのつまりはこの部位で発生しがちです。
管が細く排水口へ引き出すのは不可能だった為、洗面台下からアプローチする事にしました。戸棚をクリアにして配管を露わにし、止水栓を締め水を抜いてから分解、内部から異物を無事取り出しました。他につまりや漏れ等の異常が無い事を確認の上、パッキンを微調整しつつ慎重に組立て。最後に正常に排水される事をお客様立ち合いの元確認し、作業は完了しました。配管分解の作業を伴った為、点検も含め作業時間は40分程掛かりましたが、お客様が心から安堵されていたのが何よりでした。
洗面台に置くアイテムは小物が多く、誤って落とせば簡単に吸い込まれてしまいます。ヘアキャッチャーを外し清掃を行う際は特に気を付けなければなりません。お客様にはその旨改めてアドバイスし、お宅を後にしました。