鳥羽市でキッチン排水管に甲羅のつまり

鳥羽市内にお住いのお客様からご依頼を受け、キッチントラブルを解消してきました。お客様宅は二階建て住居でしたが、比較的コンパクトサイズのお家でした。なのでキッチンの方もミニサイズで作業を行うには少々難しさが感じられました。トラブルの原因はシンクにある排水口から水が溢れて困っているというものでした。最初の内は水も引いていましたが、この二日の間で水引きが悪くなったということです。トラップには100均などで購入できるネットが装着されていて、比較的掃除は行き届いている印象でした。ということは排水管の奥の方で汚れもしくは異物がつまっている可能性があるので、排水管の調査をスタートさせました。とくに異物などを流したことはないというお話をお客様から伺っていましたが、調査の結果排水管内部に甲殻類の甲羅らしきものがつまっているのが調査カメラで確認できたのです。鳥羽市は伊勢海老でも有名な地域ですので、ひょっとすると海老の甲羅ではないかと考察しました。異物があるのは判明できたので、早速除去作業にかかりました。シンク下には収納扉があるのですが、その前に食器乾燥機やワゴンが設置されていたので、お客様から許可を頂きそれらを移動させることにしました。キッチンスペースが狭い分、移動させる場所も限られましたが何とか作業できるスペースを確保できました。ライトで内部を照らし排水管の取り外しを行います。S字部分につまっていることは分かっていたので、そのつまり部分をドライバーで突きました。甲羅はカシャっという音を立てて排水管から外れ、バケツの中へと落ちていきました。甲羅のせいでせき止められていたその他のゴミも同時に落ちていき、これらが水が溢れる原因になっていたのです。つまりが解消された後は一度排水管を組み立てて、排水口の方から内部を洗浄していきました。甲羅は取り除かれたので、放水してもまったく水が溢れてきません。除去と清掃が済んだので食器乾燥機とワゴンを元の位置に戻し終了としました。