鳥羽市にお住いのお客様から、トイレの水の流れが悪くなっていて、さらに便器に水が流れ続けていて溢れてしまいそう、早く修理して貰いたいといったご連絡を頂きました。つまっていて水が流れ続けている状況ですので、とりあえず止水栓を閉じて頂くようお願いしました。トイレの水トラブルにはつまりや水漏れの2種類がありますが、同時に生じてしまうこともあるので注意が必要です。
お客様宅で点検をさせて頂いたところ、つまりの原因はトイレットペーパーが便器内の狭い通路部分に残っていて水の流れが悪くなっていると考えられます。止水栓を閉じて頂いていましたので、お客様宅に到着した段階では便器の水は溢れることはありませんでした。ラバーカップを使ってつまりの原因になっているトイレットペーパーを取り除こうとしましたが、なかなか取れなかったので高圧ポンプで押し出すことにしました。その結果、つまりは解消され流れるようになりました。
次に、タンクからの水漏れの原因を調べるため内部を点検したところ、そこには2本のペットボトルが置いてありました。節水目的で入れている方も多いのですが、これをやると排泄物やトイレットペーパーを排水溝に押し流すだけの適切な水圧を作ることができないので、途中でつまってしまうことも少なくありません。それと、ペットボトルが動いてタンク内の機能が正常に働かなくなることもございます。
例えば、ペットボトルが動いてタンク底にあるゴムフロート役割を果たせなくなる(排水弁をしっかり塞げないなど)、浮き球の動きを邪魔して水が流れ続けてしまう(バルブが開いたままになるなど)、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。今回は、ゴムフロートの劣化により隙間が空いてしまい、そこからタンクに水が漏れていたようです。お客様には、ペットボトルを入れることでどのようなトラブルが起こるのかご説明をして取り除きました。ゴムフォローは交換を行い、タンクの蓋を閉めて止水栓を開ける、タンクに給水を終えてから水が流れること、水漏れがないことをお客様にも確認して頂き作業終了です。
施工日 | 2024年05月21日 |
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エリア/担当店舗 | 鳥羽市 |
症状 | トイレつまり&水漏れ |
お見積もり料金 | 14,000円 |
施工料金 | 14,000円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 27年 |