古い住宅がちらほらと見受けられる志摩市の大王町にて作業を行ってきました。ご相談があったお客様宅も木造住宅で全体的に老朽化が進んでいる様子でした。つまりの症状で悩んでいるという話だったので、お風呂の様子を調査させていただきました。浴室全体を見ると昔ながらの様式で排水口にはトラップは設置されておらず、筒抜けの状態となっていました。水は流していくと次第に溜まっていくというお話だったので、実際に確認してみたら全く同じ症状が確認されました。水が引いたのを確認し排水口から中の様子を調べていきました。上部の方は黒ずんでいましたが掃除をしているおかげでぬめりなどはありません。しかし、奥の方へと進むとぬめり汚れが確認され、調査のために取り出された汚れからは臭いもしていました。ただ、汚れのみではここまで水溜まりにはならないと思うので、パイプクリーナーを一度通すことを試みました。手が届かない排水溝内部のぬめり汚れをクリーナーのノズル部分で落としていきながら、奥の方を調べるとつまりの原因となっている異物が発見されました。何かクッション性のある異物に引っ掛かった感触があったので、ノズル部分を上手く回転させながら異物を巻き込みました。ズルズルと音を立てながら出てきた異物の正体は思っていたとおりスポンジでした。排水口が筒抜け状態になってしまうと、どうしてもスポンジや石鹸などが流れ落ちることが起こってしまいます。その後スポンジの他、石鹸の包み紙やシャンプーの試供品なども取り除かれました。除去作業終了後にお客様にトラップの設置を提案させていただきました。つまりを予防するために設置してほしいという要望をいただいたので、排水口のサイズにあったトラップを設置しておきました。これならスポンジも石鹸もトラップでせき止めることができ、大きな異物が排水溝に流れる心配もなくなります。その日はお客様からの見送りを受け現場をあとにしました。
施工日 | 2024年05月07日 |
---|---|
エリア/担当店舗 | 志摩市 |
症状 | お風呂つまり |
お見積もり料金 | 16,000円 |
施工料金 | 16,000円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 45年 |