伊勢市でシャワーヘッドとホースのつなぎ目からの水漏れ修理を行いました

伊勢市のお客様から、お風呂場のシャワーから水がポタポタ垂れ来るので修理をお願いしたいといったご連絡を受けました。一定間隔で水がポタポタと垂れるといった症状は、一見少量なので放置していても問題がないなど考えがちですが、これが1日や数日続くと水量はかなりのものになります。洗面器やバケツを下に置いて水をためるやり方も、水が落ちたときの音が気になることや一晩中垂れていると朝起きたときにはバケツから溢れているなどのケースも少なくありません。

ただ、シャワーヘッドからの水漏れは表面張力によるものと老朽化の2つがあり、表面張力によるものは内部に溜まっている水が湧き出て来るものなので特別修理する必要はありません。シャワーヘッドを上に向けたとき水がにじみ出て来ない場合は表面張力により水が流れるものですから、内部の水を出してしまえば症状は収まります。これに対して、経年劣化によるものは修理もしくは交換が必要です。お客さからのご依頼を受けましたので、点検させて頂くことになりました。

ちなみに、シャワーヘッドの中にはヘッドの両側にスイッチが付いていて、それを使って給水と停止ができるタイプがあります。水栓金具のレバーを操作することなくシャワーが使える便利さがありますが、このタイプはシャワーヘッドとホースが一体になっているので修理およびホースだけの交換などはできません。スイッチは付いているけれども一つしかないタイプとスイッチがないシャワーヘッドはホースとシャワーヘッド部分が独立しているので修理することができます。お客様がお使いになっているものは、スイッチがないタイプなので修理ができる、このようなご説明を行いました。

なお、点検を行ったところ漏水があるのはシャワーヘッドとホースの接続箇所で、ここには内部にシールとも呼ばれているOリングが入っています。15年以上お使いになっているとのことでしたのでOリングの経年劣化が水漏れの原因で、これを交換したことで症状が収まりました。