熊野市でお風呂のパイプ内に詰まったヘドロを除去

今回ご依頼いただいたのは熊野市　お風呂　つまりの改善です。築50年近い一軒家にお住まいのお客様で、何年か前からお風呂場の水はけが悪く、朝掃除をしようとシャワーを使用したところ、排水口から水が逆流してきてしまったと相談いただきました。現場であるお客様のご自宅は、市内でも海岸線にある町。美しい海景色を眺めながら急行いたします。
到着後、早速問題のお風呂場を確認させていただき、排水管の様子を調べます。お風呂の水はパイプを通って下水へと流れていきますが、どこかの過程で流れがせき止められてしまうことがあります。原因はさまざまですが、髪の毛や垢、皮脂、石鹸やシャンプーのカスなどが混じったものが排水され、それらが蓄積してヘドロ状なったものがパイプにこびりついてしまうことが少なくありません。今回の現場では、30年ほど前に一度リフォームしてから使い続けているお風呂ということで、長年の汚れが溜まっている可能性が高いでしょう。しかし、つまりを起こしているものを取り除ければ、問題が解消するはずです。
まず、排水管にポンプで圧力を加えながら、水を送り込んでいきます。何度か押し込んでいくと、中でへばりついているヘドロが剥がれて下水管に流されていくので、その後は洗浄剤を注入して残ったものを溶かし出す作業を行いました。業務用薬剤で、市販されているクリーナーよりも高い効果を期待できます。最後に、再び流しきれなかった汚れもポンプで取り除いてからシャワーの水を流してみたところ、排水口にどんどん水が吸い込まれていくように改善されました。
確認のために浴槽内を調べてみましたが、心配された逆流も発生していません。無事に修理できたことをお客様にも確認いただいて、本日の作業は終了となります。
お風呂場の排水つまりは、普段掃除していても手の届かないパイプ内に蓄積した汚れが原因で起こることが少なくありません。トラブルがあった際には、すぐにでもご連絡いただければと思います。