熊野市の洗面つまり

今回お電話でご相談をいただいたのは、熊野市のお客様からでした。
ご相談の内容は洗面の詰まりについてです。
お客様は定年後に趣味で始めた粘土を使って作品を作るということを、子供たちにも教えたいと思われたそうで、自宅で粘土細工の教室をされているそうです。
始めたころはお孫さんが来るくらいだったそうですが、だんだんと生徒さんが増えて、大人も生徒になっているとか。
自宅の一室を粘土細工の教室にリフォームして、本格的に教室を始めたのは半年前だそうです。
教室の隣に洗面所があるので、生徒さんたちは粘土で汚れた手を洗うのにりようされているそうで、その洗面がつまってしまったということでした。
お話の内容から、つまりの原因は手を洗うたびに流れ落ちる粘土が排水管の途中で溜まっているため排水がスムーズにできなくなっているのだと思われました。
教室が明後日なので明日修理に来てもらいたいというご要望です。
予約リストをチェックして午後１時に伺うことにしました。
お客様がお住まいの熊野市は熊野灘に面していて、吉野熊野国立公園に含まれています。
世界遺産の「熊野古道」がたいへん有名で、インバウンドの観光客も多く訪れているそうです。
午前中の予約の仕事を片付けてから、午後１時の予約をいただいている熊野市のお客様のところに向かいました。
お客様のご自宅は、緑が多く自然が残されている地域にありました。
玄関でご挨拶を済ませて、料金や修理の内容についての説明をさせていただきました。
さっそく、つまりでお困りだという洗面にご案内いただきました。
廊下にはたくさんの粘土細工の作品が並んで飾られていました。
もうすぐ作品展をするので、忙しいというお話です。
洗面台の下の扉を開いてパイプを解体してみるとU字の部分に粘土などが堆積してヘドロ状になっていました。
これらをきれいに取り除いて、ポンプなど専用の器具を使って排水管の内側をきれいにして水の通りを良くしました。
通水を確認して作業を終了しました。