山科区のお宅より「洗面台の流れが悪い、あふれることもある」とのお電話をいただきました。
山科は京都市内より東山を越えた盆地に住宅街がひろがります。
稲荷山トンネルを抜けてアクセスするのが1号線を利用するより渋滞が少なく便利です。
今はトンネルがあって便利ですが、忠臣蔵の大石内蔵助はここから祇園まで、よくぞ歩いて行ったものだと感心してしまいます。
さて、ご依頼のお宅は住宅街の一角にある戸建て2階建のお家、門扉のインターフォンを押して来訪を告げます。
対応に出ていただいた奥様に詳しいお話をお聞きしたところ、1階にある洗面台の流れが悪かったのですが、ここ数日でさらに悪くなり開栓していても溢れるくらいになるときもあるとのこと。
問題の洗面台を拝見します。
通常の洗面台で、ワンハンドルの混合栓が付いています。阪神大震災前のタイプなので混合栓は押し下げると水が出るようになっています。
水を流してみたところ確かに流れが悪い状態です。ブラシなどで対応できますが、排水管へのアクセスが簡単な洗面台では直接排水管を洗浄する方が万全です。
早速、方法を説明して作業を開始します。
洗面台の排水管の下へビニールシートを敷き、洗面器を置いて分解します。外してびっくり、中は泥状の汚れがびっしりついており、水が流れるところが少ししかありません。
トラップ管とともに排水管一式を洗面器に入れ、外の散水栓をお借りして洗浄します。
トラップ管の中からはヘアピンのようなものも出てきました。誤って流したのでしょう。
洗浄後もとに戻す前に、排水管側へパイプクリーナーの薬液を注入しておきます。排水管の中にも汚れも洗浄しておきます。
排水管一式を組付け、暫く時間を置いてお湯を流します。漏れや破損がないこと、流れが正常なことを確認して作業を終了します。
作業内容を説明し、たまに市販のパイプクリーナーを使用することにより詰まりが予防できるむねを伝えてお宅を後にしました。作業時間は1時間強でした。
施工日 | 2024年04月18日 |
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エリア/担当店舗 | 京都市山科区 |
症状 | 洗面つまり |
お見積もり料金 | 12,800円 |
施工料金 | 12,800円 |
施工時間 | 2時間 |
使用年数 | 27年 |