京都駅の北に広がる京都市下京区はまさに市の中心部となっており、商業施設や繁華街が集中する市内でも最も華やかなエリアとなっています。また東西本願寺や梅小路公園を始め観光スポットも大変多く、年間を通じて観光客の姿が絶える事はありません。
厳しい寒さからようやく解放され始めた3月中旬、事務所に戻り休憩中突然目の前の電話が鳴り始めました。早速話を伺うと「汚物や紙を大量に流してしまったのか、急なトイレつまりが発生して困っている。自宅にトイレが一つしか無いので急ぎ直して欲しい」とのお客様の慌てた声。事態は喫緊という事もあり急ぎ休憩を切り上げお客様の待つお宅へと急行しました。下京区は道路が東西南北に走り座標の様になっているので住所特定やアクセスは楽。お宅は区の西の端に近いエリアにある2階建て住宅でした。
「夫婦で連続して使用した上に2人ともトイレットペーパーの使用量が多く、直後に水を流したら流れなくなってしまった」という便器は未だ汚水が引かず、今にも溢れそうな状態になっています。養生を行い溜まった水をある程度まで除去し、試しにラバーカップで吸引を図ってみましたがビクともしません。トイレットペーパー以外の異物を流していない事、また築年数やトイレ設備の状態を加味し、低圧ポンプで破砕・貫通を行っても問題無いと判断。その旨お客様に伝え了承を頂き、作業に掛かりました。
低圧ポンプならラバーカップや真空ポンプよりもはるかに強力な加減圧を掛け、詰まった異物を一気に押し流す事が出来ます。強力な分、配管の劣化具合によっては破損や水漏れのリスクも生じてしまいますが、今回のお客様は住宅もトイレも新しく問題はありませんでした。
ポンプの端を便器の排水口部分にしっかり押し当て、力を込めレバーをストロークし続けたところ、10分過ぎから抵抗感が緩み始め異物の破砕が着実に進行している事を実感。更に動作を続けた結果、20分程で完全に抵抗感が消え、大きな異音と共に溜まっていた水が排水口へと吸い込まれていきました。便器の水位が戻った後、改めて排水すると今度はスムーズに流れていきます。動作に全く問題が無い事を確認し養生を撤去、最後にトイレ全体を綺麗にクリーニングして作業は無事完了しました。
40分弱という短時間で問題を解決出来た事もあり、最初は不安そうだったお客様にもすぐ安堵の表情が戻り、こちらも安心しました。
施工日 | 2024年03月13日 |
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エリア/担当店舗 | 京都市下京区 |
症状 | トイレつまり |
お見積もり料金 | 8,000円 |
施工料金 | 8,000円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 25年 |