京都市下京区で台所の排水溝のつまりを高圧洗浄機で改善しました

京都市下京区にお住いのお客様から、台所の排水溝がつまってしまって困っているので修理して欲しいといったご連絡を頂きました。お客様宅は築35年の一軒家で、10年くらい前にキッチンのリフォームを行ったといいます。10年前後使っていると排水溝やパイプ内にはゴミも蓄積してきて水の流れが悪くなったり、つまりが原因で異音が発生することも少なくありません。

お客様のお話では、1週間くらい前から急に水の流れが悪くなったため、市販のパイプ洗浄剤を使ったり手が届く範囲内の排水溝の掃除を行ったといいます。ただ、流れはスムーズにならないなど、あまり改善には至らなかったとおっしゃっていました。

シンクに水を流すと排水溝が一杯になり、やがてシンクがプールのように水がたまってしまいました。シンク下の収納スペース内にある荷物をすべて出して頂き、排水トラップや蛇腹ホース、そして排水管内の洗浄を行うことにしました。最初に床や収納庫内など養生を設置してから、シンク内の水をポンプで使い汲み上げます。

排水トラップを外すときには、バケツを下に置いて水がこぼれないよう慎重に作業します。最近掃除をされたことからも、排水トラップ内はきれいになっていましたが、その下に繋がる蛇腹ホースには大量のゴミがつまっていて、これが水の流れを悪くしていました。これらは外して洗浄できるパーツですが、ホースの先にある排水口から下水にかけての部分は高圧洗浄機を使って内部をきれいに洗浄しました。

キッチンは食材のカスが流れるだけでなく、調理に使った油も流れる箇所です。この油は大量の水を使って流さないと配管内に油がこびりついてしまう、長い歳月の中でゴミを寄せ付けてヘドロへと変化させてしまうことになります。今回は高圧洗浄に加えて業務用の洗剤を使って油を分解しながらパイプ内をきれいに洗い流しました。

すべての作業を終えた後に、水を流して確認したところスムーズに流れるようになりました。周辺をきれい掃除して工具類などを片付けしてから、お客様に最終的な確認をして頂きました。水を流したところ、新品のときと同じようにスムーズに流れるようになり、良かったと喜んで頂くことができました。