綺麗な家なのにキッチンつまりに悩む京都市南区のお客様

京都市南区はさまざまな文化が混在している街で、住宅街や商業施設だけではなく、神道や仏教の建造物もあります。骨董市に通っているという方も多いのではないでしょうか。そんな京都府南区のお客様から、キッチンの水はけが悪い。悪臭がするとご連絡をいただきました。

まずはお客様のお宅に行き、キッチンの水流れをチェックします。確かに、少し強い水流で水を流すとキッチンシンク内にどんどん水が溜まっていってしまいました。何かつまっていることがわかります。しかしこの家はとても綺麗で、長年汚れがつまっているという感じはしません。そのため少し不思議に感じていたのですが、中を見ると結構な汚れがつまっていました。それと、大きなスポンジがそのまま排水管につまっていたのも、原因の一つだったみたいです。

お客様いわく元々は古い家で、リフォームを行ったとおっしゃっていました。その際に水回りは予算不足で、とりあえず見た目だけリフォームを行ったそうです。というより、排水管の汚れまで気付かなかったとのことでした。

たしかに排水管は目に見えないので、なかなかつまりや汚れには気付きにくい場所だと思います。気付くのは水はけが悪くなったり悪臭が出るなど、悪化した状況になってからです。

先端にブラシのついたワイヤーを排水管に通して掃除をしていくと、一般的なお宅とは異なるどろっとしたり、少しジェル状になっているような汚れが見つかります。お客様も悪臭に悩んでいて、今までいろいろな洗剤などを使ったそうです。市販のパイプ洗浄剤では全然ダメで、トイレ用の洗剤をシンク内に置いていたりしたそうなのですが、実はこういったものが化学反応を起こしてつまりの原因になってしまうこともあるのです。

今回もかなりの量がへばりついていたので、高圧洗浄などを行い丁寧に除去させていただきました。最後は業務用の強い薬剤でしっかり汚れを落として、水はけが良くなったことを確認したら作業終了です。