京都市南区でキッチンの排水溝のつまり修理を行いました

京都市南区にお住いのお客様から、キッチンがつまってしまって流れない、洗い物をするのにも大変なので修理をお願いしたいといったご連絡を頂きました。ご連絡を頂きましたので、お客様の元に向かいキッチンを拝見したところかなり流れが悪くなっていて水を暫く流しているとシンクはプールのように水が溜まります。このままでは、洗い物など家事にも影響を与えてしまいますので、早急な対応が求められます。

一旦、ポンプを使ってシンクの水を汲み取り、水がなくなった段階で排水パイプや排水トラップ内の洗浄を行うことしました。シンク内の水は抜けましたが、排水トラップや排水パイプ内にはまだ水が残っていると思われますので、収納の中を汚さないように保護シートで養生し、バケツを置いてトラップやパイプを外す作業に取り掛かります。

排水ホース接続ナットを緩めて排水ホースを排水トラップから外す、排水トラップ固定ナットを緩めて、排水トラップをシンクの上から持ち上げるようにシンクから外します。ちなみに、こちらのお宅のキッチンは22年以上お使いとのことで、排水トラップの縁に使用されているゴム製のパッキンが劣化していましたので、新しいものに交換する提案しました。

外した排水トラップと排水ホースですが、トラップ内には食材のカスや油、石鹸のカスなどでできたヘドロ、ホース内部にはオイルボールと呼ぶ白い塊がありました。オイルボールは油が蓄積することで生じる固形物で、他にも石鹸成分と皮脂などが反応してできる生じる石鹸カスなども白い塊の代表です。キッチンの場合は、他の水回りとは異なり少量ではあるけれども油が流れますので、オイルボールといった塊が出来上がり、水の流れを悪くしてしまいます。

排水トラップや排水ホース内は、屋外できれいに洗浄しておきますが、排水口はワイヤーブラシを使って内部を洗浄します。洗浄を終えたら、排水ホースや排水トラップを取り付けて水を流して確認しました。周りをきれいに片付けてからお客様に立ち会って頂いてつまりが解消できたことを確認して頂き、作業完了です。