浴室排水のつまり修理事例
京都府にお住まいのお客様から浴室の水の流れが悪いので修理に来てもらえませんかとの以来を受けて早速、ご自宅のある亀岡市にうかがいました。浴室の洗い場の排水は毎日体を洗ったり髪の毛を洗ったりすることから、最も皮脂や石鹸カスなどがたまりやすい環境です。それゆえにこれらのつまりの原因となる物質が排水管を塞いでしまうので、排水がゆっくりになってしまう現象が起きやすいのです。今回、修理をさせていただいたバスルームに関しても、ご夫婦と子供さんが3人もおられる5人家族なので何かしらのトラブルは起きやすい状況だったと言えるでしょう。
浴室排水のつまりの修理はトーラーを使用して排水管の内部を綺麗に掃除していきます。トーラーは長いワイヤーによる修理道具で水道屋には欠かせない工具です。このワイヤーを使いこなしながら長年の経験による勘を頼りに丁寧に少しずつ内壁にこびりついている皮脂や石鹸カスが混じり合った汚れを削っていくことになります。あまり削りすぎると排水管を傷めてしまう恐れがありますから、その辺は慎重に作業を進めていくことになりました。
様子を見ながら排水管のつまりを削り落とし、かなり内部が綺麗になったところで一旦水を通して流れを確認します。非常にスムーズな水流に戻ったことを確認したうえで、最後にh駄目押しの排水管のクリーニング剤をたっぷりと流し込んでしばらく排水管に液剤が浸透するのを待ちます。ここまでやっておけば、しばらくはまた安心して使用していただけるかと思います。
浴室排水をお客様ご自身で修理されるかたも中にはおられるようです。ですが、ひどいこびりつきの排水管の場合は家庭用のパイプ洗浄剤では、完全にヘドロ状のしつこいこびりつきを落とすことは難しいものなのです。ですからご自分で対応されるよりも早めに水道屋の修理のプロに任せるのが確実な対応策だと思います。早めなら修理も簡単に済みますが、こびりつきがひどければそれだけ修理費用もかかってしまうことが考えられるのでご注意ください。
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